あとがきなんて、ちょっと偉そうなんですが、
今回の小説については、少し補足したい事があるんです
まず、最初は、
シチリアの魅力を出そうと思って、
文章やイベントを増やしすぎた気がするんですよね
でも、これだけ書いても、
まだ、登場してない街もありますし
その内、シチリアは別の話を書いてみたいですね
ところで、
今回の登場人物に
ソムリエの師匠のグイドさんという人が出てきます
実は、この人物なんですが、モデルがいるんです
もちろん、ソムリエをされていて、
自分がイタリアにいる時にお世話になった人なんです
場所は、シチリアでは無くて
フィレンツェだったんですが、
本当に自分に優しくしてくれました
イタリアでは、レストランで働いていたんですが、
まかないの時は、従業員が皆集まって食事をします
イタリアの食事では、ワインが食卓に並ぶのは当たり前なんですが、
大体、同じワインばっかりなんですよね
まぁ、お店が一番お勧めしている手頃なワインが食卓に並ぶんですが、
そのグイドさんは、色んなワインを持って来てくれました
もちろん、まかないの時に飲むワインなので、
そんなに高いワインじゃ無いんですが、
その時に、なるべく別のワインを持って来てくれて
このワインは「美味しいよ」とか教えてくれました
それに、お店で出た高級ワインをお客さんが残した時は、
「これは、まだ残っているから、味見してみろ!」
とか言って、持って来てくれました
その時に、自分は飲んだ事のあるワインのラベル(エチケット)や
綺麗なラベル等を集めていたんですが
ラベル集めも手伝ってくれました
以前に少し書いたんですが、
当時は、まだあんまりワインが飲めなかった(好きじゃなかった)んですが、
グイドさんとの出会いが自分とのワインとの付き合いも変えてくれました
ただ、ソムリエの先生と言うよりは、
一緒になってワインを飲んでいたという表現が正しいと思います(笑)
ワインの知識なども、
味がどうのこうのとか
香りがこんな匂いがするとか
いう感じではなくて、
ただ単に、
産地が何処で
ぶどうの品種が何々で
美味しい、美味しくない
とか言っていました
まぁ、おかげで、ワインが好きになって、
飲んだくれる事が多くなってしまいましたが、
本当に、グイドさんには感謝しています(笑)
ただ、自分が日本に帰って来て、
知人から聞いたんですが、
数年前にグイドさんは病気で亡くなられました
年齢などは聞いた事がありませんでしたが、
60歳くらいじゃないかなと思います
もう一度、イタリアに行って、
ワインの話で盛り上がりたかったんですが、
それも出来なくなってしまいました
そんな事を思いながら、最後の方は話を書きました
小説の中では、あんまり登場しませんでしたが、
物語的には、重要な位置づけになったと思います
天国で、グイドさんもこの小説を読んでくれると嬉しいんですが、
日本語で書いているから読めないですよね(笑)
そんなグイドさんに、今回の小説を送りたいと思います
グイドさんに「Salute」(サルーテ)乾杯!
当時、ワインのエチケット(ラベル)です
こんな風にして、
写真用のアルバムに挟んで残していました
おはようございます。
返信削除あとがきとは、まさに作家さんですね。
ガブリエル先生とお呼びしないといけないですね。(-^口^-)
グイドさんには、モデルがいたとは。
でも、亡くなられたところまで一緒とは、
悲しいですね。
ラベル集めは、すごいですね。
私も、集めるのが好きで、昔カードとか集めていましたね。
ランスロットさん
削除カードとか集め始めるとキリが無いんですよね(笑)
今回のあとがきは、書こうかどうか悩んだんですが、
グイドさんの為にも書きました
いやいやちゃんと読んでくれてるよ♪
返信削除ランスロットさん
削除読んでくれていると嬉しいですけどね
ワインを片手に読んでくれているでしょうね(笑)
おはようございます。
削除ワイン片手には、読んでいないですが、
記事は、読んでいると思います。
感想が変だったですかね。
申し訳御座いません。
ランスロットさん
削除さすがに、ワイン片手は無いですね(笑)
でも、読んでくれているのは間違いないですね
こんばんは。
返信削除もう一度イタリアに行くことがあったら、お墓まいりに行っても
いいんではないですか?ガブリエルさんのこと、見てますよ。グイドさん。
ガブリエルさんはシェフなんですか?やっぱ、すごい人ですね。
しばいつんさん
削除そうですね、もう一度イタリアに行って、
お墓参りもいきたいですね
イタリアでは、料理の見習いみたいな事をしていたので、
シェフではないですよ