お疲れ気味の怪盗Rさんの為に
仲間達が作戦を立てているみたいです
さて、どんな作戦なんでしょうかね?
今回の話なんですが、
ブロ友のyumeさんのアイデアをいただきました
物語の中でも、yumeさんが大活躍するので、
みなさん、楽しみにしてくださいね(笑)
この作品はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などにはいっさい
関係ありません
怪盗Rさんから大きな溜息が漏れていました
「最近、Rさん疲れているよね?
いったいどうしたんだろうね?」
「それがね
色々あって、ちょっとお疲れみたいだよ」
「そうなんだ
でも、お菓子を食べると元気になれるんじゃないの?」
「ねぇ、Rさん
お菓子を盗みに行きましょうよ!」
「えっ?
あっ、そうね
じゃぁ、準備しておいて」
「ハイ!」
・・・・
・・・・
「Rさん、準備完了です!」
「えっ?
準備って何の?」
「さっき、言ったじゃ無いですか
お菓子を盗みに行こうって」
「そんな事言ったかしら?
今日は、疲れたからやめましょう」
「えっ?
さっき、ちゃんと言ったじゃ無いですか!
それに、疲れたなんて
Rさんらしく無いですよ
年寄り臭いなぁ~」
「バカ!
Rさんに歳の話は厳禁だぞ!」
「うわぁ~!
ごめんなさい」
「いいのよそんな事」
「えっ!
いつもは、
ガオー!
あんたたち何を言っているの!
うわぁ~、ごめんなさい
ってなるのに
やっぱり、Rさんどこかおかしいね」
「こうなったら、
われわれ、怪盗R一味で
Rさんを元気着けよう」
「でも、どうやって?」
「やっぱり、Rさんと言ったらお菓子じゃ無いかな?
元気になれるお菓子を探しに行こう!」
「オー!」
「でも、元気になれるお菓子って何だろうね?
今までのお菓子だと、あんまり変わらないだろうし
う~~ん?
何だろう?」
「あっ!」
「えっ?
ガブさんどうしたの?」
「聞いた事があるんだけど、
イタリアのティラミスの本来の意味は、
元気を出して!
って言う意味らしいんだ
だから、本場のティラミスを送ってあげると
Rさんも元気になるんじゃない」
「そっか
でも、イタリアまでどうやって行くの?」
「この間、研修に行ったばっかりだから
予算も無いよ」
「ほんと、世間はアベノミクスとか
3本の矢とか行っているけど、
実感が湧かないよね」
「そうそう
これから、TPPとか消費税とか
もっと生活が苦しくなっちゃうわ」
「ちょっと、ちょっと
話がずれてるよ
それより、せっかくアイデアが出たのに、
イタリアに行く方法が無いと困っちゃうよね」
「それは、私に任せて!」
「あっ!
yumeさん」
「私が、魔法でイタリアに送ってあげる」
「お~っ!
yumeさんは魔法が使えるんですね
それじゃ、全員、イタリア行きの準備をして出発しましょう
そうだ!
Rさんには、驚いて欲しいから、
内緒にして出かけようね」
「さぁ
みんな準備はできた?
それじゃ、行くわよ
マジカ・ソーニョ!
みんなをイタリアに連れて行って!」
yumeさんが魔法の呪文を唱えると
杖から、白い煙が現れて、怪盗R一味を包み込みました
すると、
あっ!という間に
全員がイタリアに着いていました
ヴェローナ (トリップアドバイザー提供)
「もう、ここはイタリアなんですね」
「ティラミスの本場と言われている
ヴェローナの町だね
それじゃ、みんな、手分けして美味しいティラミスを探そう!」
「おー!」
しばらくすると、
全員がそれぞれのティラミスを集めて来ました
La Vecia Mescola (トリップアドバイザー提供)
Al Pompiere (トリップアドバイザー提供)
Al Pompiere (トリップアドバイザー提供)
Ristorante Maffei (トリップアドバイザー提供)
Antica Bottega del Vino (トリップアドバイザー提供)
「みんな!
それぞれ、ティラミスを見つけて来たみたいだね
ただ、中には、ちょっと違う食べ物もあるみたいだけど・・・」
自分が食べたい物を見つけて来ただけじゃ無いの?
まぁ、いいや
でも、せっかく出来たてのティラミスだけど
どうやって、日本のRさんに送ろうか?」
「またまた、私に任せて!」
「yumeさん!
そっか、また魔法で送ってもらうといいんだね
ちょっと、種類が多すぎたから、
厳選して、送るティラミスを選ぼうか
それに、別の食べ物は送れないしね
あと、みんなでRさんに手紙を書いて送ろうよ」
結局、2種類のティラミスと
想いの詰まった手紙を送る事にしました
「それじゃ、yumeさんよろしくお願いします」
「は~い
それじゃ行くわよ
マジカ・ソーニョ!
手紙と一緒にティラミスよ
日本のRさんの元へ飛んでいけ!」
すると、またまた、杖から煙が出て来て
みんながRさんに向けて書いた手紙とティラミスが煙に包まれて消えて行きました
「さぁ、これで、Rさんの元に届いたはずよ」
「良かった!
これで、Rさん元気になってくれるかな?」
「大丈夫だよ
きっと、元気になるよ」
「さぁ、僕達も日本に帰ろうか?」
「ちょっと待ってよ
せっかく、イタリアまで来たからもう少しゆっくりして行こうよ
この間は、中部地方ばっかり観光したから、
私は、ヴェネチアに行きたいんだけど」
「ヴェネチア良いね!」
「あっ!
ゴンゴラにも乗りたい!」
「ゴンドラかぁ~
でも、僕は、美味しい魚介類の料理が食べたいなぁ~」
「私は、デザートも食べたいわ」
すると、どこからか怒鳴り声が聞こえて来ました
「コラー!
私に黙って、イタリアに行くなんてどういう事よ
それに、デザートですって!
私にも食べさせなさい!」
「あっ!
Rさん!
何でここに!」
「あなた達が、イタリアに居るっていうから、
飛んできたのよ」
「え~っ!
Rさん、ティラミスは食べたんですか?」
「もちろん食べたわよ
ははは
返信削除めっちゃ面白い笑
正々堂々なRより
Rさん
削除これを読んで元気が出ましたか?(笑)
ティラミスは自分で買ってくださいね
こんばんは。ガブリエルさんの本領発揮でイタリア画像もいっぱい。
返信削除yumeさんの魔法が大活躍。
「ガォー」のイラストも勘太さんに新たにこれ用に書いてもらいたいですね。
Rさんはイタリアまでどうやって飛んできたのか・・・なぜです。
お菓子パワーで来たんかな・・・。
しばいつんさん
削除そうですね、勘太さんに新しいイラストを描いてもらわないとダメですね(笑)
Rさんは、怒りが頂点に達すると、自分でも気がつかない不思議な力を発揮するんです(笑)
今回も面白いですね
返信削除yumeさんの魔法で何でも出来ちゃいますね
Rさんも元気が出て良かったぁ~
ティラミス美味しそうです
cm8さん
削除そうですね
魔法があると、何でもアリです(笑)
でも、それを盗みに使わない所がRさんなんですよね
楽しませていただきました(^o^)丿
返信削除怪盗R嬢が元気になって良かったです。
のんびりくん 再びR嬢に踏まれて~(@_@)
のんびりくんさん
削除ガオー!ってイラストがアレしか無いので
いつものんびりくんさんが踏まれてしまいますね(笑)
勘太さんにお願いして、次は踏まれないようにしてください(笑)
ガブリエルさんの物語、いつもながら読みやすいですね!
返信削除イタリアの風景で、本当に行った気分に(#^.^#)
ティラミスの本来の意味は、「元気を出して」って意味ね...知らなかった^^;
素敵な言葉だね!
Rさん、忙しそうだから...ティラミス&ポストカードでパワー出してだね☆
いろんなイラスと、話が繋がって...面白かったですyo ♪Ю―(^▽^o) ♪
...たまには、魔法も役に立ち、嬉しいyumeでした♪
楽しませて貰いましたよ~ありがとうデス♪
yumeさん
削除今回の話は、yumeさんのアドバイスから生まれたんですよ
イタリアから手紙を送るって良いですよね
でも、最後は元気になりすぎてしまいました(笑)
こんにちは。
返信削除面白かったです。
yumeさんの魔法も、グットですね。
ただ、Rさんは、あまり喜んでくれなかったようで。
でも、みんなイタリア行ったのですから、楽しんで欲しいですね。
最後の注意書きもグットです。(*>∀<*)
ランスロットさん
削除Rさんも喜んでくれたと思いますが、
それよりも、勝手にみんなでイタリアに行った事が怒りになったみたいですね(笑)
最後の注意書きは、書いている自分が魔法使えたら何でもアリなんじゃ無い?
って思ったので、付けました
いっきに読んじゃいましたー みんないきいきしてて
返信削除とっても面白かった あとがきも面白かった~(≧∇≦)キャー♪
ティラミスの意味も初めてしてました 元気をだして」素敵~♪
蓮見さん
削除あんまり、ティラミスの意味って知られて無いんですよね
直訳すると「私を上に引き上げて」って意味なんですが、
それが、元気を出してって意味になります
いいですね~、いろんなティラミス。
返信削除私も食べたいです~。
怪盗Rさんも元気になったようで、
捕まえ隊はまた苦労しそうですね~。
心姫さん
削除捕まえ隊がメインの話も書きたいんですが、
やっぱり、Rさんが主役になってしまうんですよね
次は、捕まえ隊もちゃんと活躍させたいですね
初めまして~ こんにちは~
返信削除何度もお邪魔してイタリアを楽しませて頂いてます。
怪盗Rの物語も分かりやすくてとっても面白いです。
今日は思い切ってコメントさせて頂きました。
ヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台でしたね。
行ってみたい所ですけど、夢だけかも知れません。
ティラミスが美味しそうで、思わず手が出そうですよ。
突然のコメントで失礼しました。
よろしくお願いします。
なこさん
削除コメントありがとうございます
そうですね、ヴェローナはロミオとジュリエットの町なんですが、
自分が一番住みたい町なんです(笑)
まぁ、ティラミスの発祥の地っていうのも間違いじゃ無いんですけどね
コメントは、書いて貰えると、
また頑張って話を書こうと思うので、
これからも時々コメントをお願いします(笑)
こちらの記事
返信削除リンクさせてもらったわ
R
良いですよ
削除どんどん、宣伝してください(笑)
楽しい物語をありがとう!
返信削除いつも面白く読ませてもらっています。
勘太さん
削除こちらこそ、いつもステキなイラストありがとうございます
勘太さんのイラストが無かったら、
Rさんもヨッキー君の話も無かったですからね