少し変わっていて
今話題のかぐや姫を題材に書かせていただきました
美人のかぐや姫をRさんに置き換えるとどうなるのか?
試しに書いてみました
結構、適当に書いたので、ストーリーとして変な所もあるかもしれませんが、
これまでの、怪盗Rさんとは違う話になっているので、
その辺りも楽しんで貰えると嬉しいです
でも、内容的には、結局お菓子の話なんですけどね(笑)
今回もイラストは、勘太画伯に描いていただきました
いつも無理を言って申し訳ございません(笑)
この作品はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などにはいっさい
関係ありません
おじいさんとおばあさんが住んでいました
2人は、貧乏でしたが、
仲良く暮らしていました
しかし、子供が居ないのが、
少し寂しいと思っていました
ある時
おじいさんが、山に芝刈りに行くと
一本の竹が黄金に光っていました
不思議に思ったおじいさんでしたが、
持っていたナタで切ってみる事にしました
すると、なんという事でしょう!
竹の中から、小さい女の子が出てきました
おじいさんは、その子を家に連れて帰り、
おばあさんと一緒に育てる事にしました
名前は「竹の中にある(要る)」から取って
ア~ル(R)にしました
(かなり無理のある設定になってます 笑)
Rは、あっという間に育って
綺麗な女の子になりました
すると、あまりの綺麗さに
国中から、結婚を申し込む人が集まりました
中でも、5人の若者が熱心に求婚を申し込んで来ました
Rは、最初は、ずっと断っていましたが、
あまりにもしつこいので、
条件を出して、
それをクリア出来たら、結婚してあげるといいました
その条件とは、
イギリスのマフィン
フランスのマカロン
イタリアのティラミス
ドイツのアップルパイ
ベルギーのワッフル
をそれぞれ持って来いというものでした
イギリスのマフィンを持って来るように言われた男は、
そこまでして、結婚なんかしたく無い
と言って、持って来る事を放棄しました
次のフランスのマカロンを取りに行った男は、
フランスまで行きましたが、
結局、言葉が分からずに、買って来る事が出来ませんでした
イタリアのティラミスを取りに行った男は、
イタリアが気に入ってしまい
イタリアの美女と結婚して、
イタリアに移住してしまいました
ドイツのアップルパイを探しに行った男は、
ドイツまで行って、無事にアップルパイを買えたんですが、
帰ってくる途中で、お腹が空いて、食べてしまいました
最後のベルギーのワッフルを探しに行った男ですが、
なんと、1週間後にワッフルを持って帰って来ました
それを受け取ったRさんは、
食べて、一言言いました
「これは、ベルギーのワッフルじゃ無いわ
近くにあるコンビニに売ってあるワッフルを
パッケージだけ変えた物ね
こんな偽物で私を騙そうなんて、
もう、誰とも結婚はしません!」
その後、Rさんのわがままぶりを沢山の人が聞いて、
結婚を申し込む人は居なくなりました
しかし、その日を境に、
Rさんは、物思いにふけるようになってしまいました
日を追うごとに、夜になると月をみながら、溜息をつく日が増えて来ました
ある時、おじいさんがRに言いました
「Rよ
何か悩み事があるなら、言いなさい」
すると、Rさんは、驚く事を言い始めました
「実は、私はこの国の人間では無いのです
もうしばらくすると、使いの者が私を迎えに来ます」
「えっ!」
それを聞いた、おじいさんもおばあさんも驚いてしまいました
「もしかして、Rよ
月から迎えが来るのかい?」
おばあさんは、気になった質問をしてみました
すると、帰って来た答えはこうでした
「おばあさま、月からではありません
実は、私はお菓子の国の王女なんです
このたび、女王になる為に
この国に来て修行をしていたんです
本当は、すぐに帰るつもりだったんですが、
この国のお菓子が美味し過ぎて、
つい長く居すぎてしまいました」
「Rよ
まさか、お前が女王様だったなんて
その迎えは何時やって来るんだい?」
「今月の満月の日にやって来ます
おじいさま、おばあさま
育ててもらったご恩は一生忘れません」
そして、とうとう、満月の日がやって来てしまいました
Rさんが月を見上げていると、
月から馬車の様な物がやって来ました
「さぁ、女王様、お迎えにあがりました
この馬車にお乗りください」
「おおRよ
どうしても帰ってしまうのかい?」
おじいさんとおばあさんは、この数日間ずっとRを説得していました
しかし、Rさんの意思は固く、お菓子の国に帰る事になりました
「おじいさま、おばあさま、
私の代わりといってはなんですが、
こちらを差し上げます
これを私だと思って大事にしてください」
Rは2人に一枚の手紙を渡しました
そして、Rは、馬車に乗って
お菓子の国へと帰って行ってしまいました
Rさんが残して行った手紙には、
なんと、お饅頭の作り方が書いてありました
その後、おじいさんとおばあさんは、
Rから貰った手紙のレシピでお饅頭を作り
それを売ることを商売にして、
一生、お金に苦労すること無く生活しましたとさ
めでたし、めでたし
おわり
ははは
返信削除これのこと?
なんなの!
誰一人まともなお菓子を持って来れないなんてぷんぷん
あらあらわがままな子だこと笑
やっぱりお菓子の国がいいわ~
ってか、ガブさん面白すぎ♪
R姫の公認が貰えて良かったです(笑)
削除それじゃ、早速勘太さんにイラスト描いてもらいましょうかね(笑)
こんばんは。Rさんを主人公にすれば
返信削除色々、物語が作れそうですね。
不思議の国のアリス→お菓子の国のRさん。ハウルの動く城→アールのお菓子の城。
となりのトトロ→となりのトロットロ(何だこりゃ?)・・・。
しばいつんさん
削除そうですね、色々物語が作れそうです
ただ、ジブリとか、ディズニー関係は著作権があるので、
昔話とか、童話だったら出来ると思います
おはようございます。
返信削除やっぱり、Rさんは、お菓子ネタになるのですね。
それにしても、わがままが広がり、
結婚相手がいなくなるとは。(-^口^-)
お菓子の国の王女様とは、
いつも、どんなお菓子を食べているのでしょうかね。
ランスロットさん
削除お菓子の国って気になりますよね(笑)
きっと、女王様には、凄い高価なお菓子が出てくるんでしょうね
あはは・・・ 笑っちゃいましたよ~
返信削除ガブリエルさんの手に掛かると、どれも楽しいお話になってしまうのですね。
勘太さんがどんな絵を描いてくれるのでしょう。
また楽しみが一つ増えました。
なこさん
削除気に入って貰えてよかったです
今までとはちょっと違う話だったので、
描き終わるまでどうなるかわかりませんでしたが、
なんとか、形になって良かったです
こんばんは~♪
返信削除涙が出るくらいとっても楽しかったですよ(*≧∀≦*)
つい、大笑いしました♪
...いつも、読みやすいですね~先程、勘太さんのイラストも見てきましたよ♪
R姫さん、本当に可愛かったですねww
yumeさん
削除大笑いですか?
勘太さんのイラスト出来上がっているんですね
まだ見てないので、今から見てきたいと思います
勘太くんのイラストも出来たことですし笑い
返信削除リンクさせていただきました~♪
ありがとね
自分もつい先ほど勘太画伯のイラスト見て来ました
削除やっぱり、イラストが入ると違いますよね(笑)
そのレシピが欲しいわぁ~。
返信削除お菓子の国よりおいしいお菓子がある地球、
素晴らしいですね~!!
心姫さん
削除レシピはおじいさんとおばあさんの宝物なので、お見せ出来ません(笑)
きっと、秋のお月見の時に食べると、普段以上に美味しいお饅頭だと思います(笑)
これでサクサク書いたものって 信じられないわー
返信削除名前のア~ル(R)!イタリアへいってイタリア美人と結婚した男って
ガブリエルさん? ラストで悲しみつつも さっさと帰っちゃった本家と違い
御饅頭のレシピで恩返しなんて 子供たちに読み伝えたいですよー
イラストの女王かぐや姫が ドレスなので あーここは十二単がよかったなー
ーって思ったのは 私だけかしら 勘太さん お洋服だけ変えて~♪(笑い)
あ、でもそうしたら 女王様でなく 「姫」でですね
蓮見さん
削除ほぼ、かぐや姫の話なので、ほとんど考えて無いんですよ(笑)
悩んだ所は、世界のお菓子を何にするかです(笑)
イタリア意外に移住でも良かったんですが、
やっぱり、イタリアに移住する人を出してしまいました(笑)
イタリア意外になってました
削除正しくは、イタリア以外ですね(笑)
こんばんは。
返信削除どへぇ~ 一生 お饅頭作り~
私と おばあさんも お菓子の国に
連れってほしい~ (´・ω・`)
副会長のワタやんさん
削除おじいさんには、そんな悩みが出来てしまったんですね(笑)
でも、当時は年金なんて無いだろうから
生活するには一生働かないとダメですもんね(笑)
今回のストーリーも読みながら
返信削除面白いなって思いました
お菓子をベースに結婚と言うアイデアは
中々良いと思います
お饅頭作りのレシピもいいわぁ~
Rさんのイラストもキラキラ光ってて可愛いですね(*^^*)
さすが勘太画伯はお上手です☆☆
cm8さん
削除Rさんと言えばお菓子ですからね
お菓子の事しか出てきません(笑)
最後の饅頭のレシピは、おじいさんとおばあさんにも幸せになって欲しかったので、
どうしたらいいか考えた結果こうなりました