実は、前回の話で完結したんですが、
みなさんの要望が強くて、カムバック編です(笑)
以前の話は、コチラです
ヨッキー君の世界挑戦
今回の話は、ヨッキー君が世界チャンピオンになってから
数年経った後の話になります
果たして、ヨッキー君のカムバックは成功するんでしょうか?
この作品はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などにはいっさい
関係ありません
ブー、ブー、ブー
なんという事でしょう!
チャンピオンがまた防衛記録を伸ばしました
しかし、この会場の声が聞こえるでしょうか?
ブー、ブー
チャンピオン!帰れ!
この、卑怯者!
なんと、会場では、ブーイングの嵐になってしまっています
一つもチャンピオンを称える声は聞こえて来ません
当たり前です
わたくしも、これまでこんなチャンピオンを見た事ありません
このチャンピオンを倒すのはいったい誰になるんでしょうか?
というか、誰か!早く倒してくれ~!
その試合が行なわれていた頃
我らがヨッキー君は、ボクシングジムに居ました
なんと、世界チャンピオンだったヨッキー君は、
チャンピオンになった後、数回の防衛をかさねたあと、
惜しまれる声もありましたが、引退して
自分のボクシングジムを経営したのです
「会長!
昨日のボクシング見ました?」
「いやぁ~
最近は、経営に集中していて、
試合の方はさっぱりなんだよ
どうだったの?
チャンピオンが勝ったの?」
「そうですよ!
あんな人間がチャンピオンになれるなんて世の中間違ってますよ
会長とか、ツッキーさん、タイガー兄弟が凄い歴史を作ったベルトなのに・・」
「そんなに酷いチャンピオンなのかい?」
その時、ジムに一人の男性が入って来ました
「ヨッキー君!
君は、全然試合を見てないんだね!」
「あっ!
会長!
もしかして、この方は!」
ボクシングジムの入口に立っていたのは、
なんと、ヨッキー君と激戦を演じた
ホワイトタイガーでした
「ホワイトさん
どうしたんですか?」
「ヨッキー君に、カムバックして欲しいんだ
あの、チャンピオンを倒せるのは、君しかいないよ!」
「でも、僕はかなり前に引退したんですよ
それより、ホワイトさんやブラックさんは挑戦しないんですか?」
「それが、僕と兄さんは、あいつに負けたんだよ」
「えっ?」
2人共負けたんですか?
あんなに強かったのに」
「それが、あのチャンピオンの戦い方に負けたんだ
実力では、負けたとは思ってないんだけどね
まぁ、負けた者が言うと、負け惜しみにしか聞こえないだろうけどね
でも、君なら、きっとあいつに勝てるはずなんだ!
「ダメですよ
ブランクもあるし、
実力で言ったら、タイガーさん達が上じゃ無いですか」
「いや!
君のボクシングを愛する気持ちがあれば
きっと、あのチャンピオンに勝てるはずなんだ
とにかく、チャンピオンの試合のビデオを持って来たんだ
そのビデオを見てから試合をするか決めてくれないか?」
「わざわざ、ここまで来てくれたので、
ビデオだけなら見ますよ
まぁ、見ても気持ちは変わらないと思いますよ」
ヨッキー君は、
現在のチャンピオンのビデオを見ましたが、
見ると、ドンドン腹が立って来ました
「何だ!
このボクシングは!
いや、ボクシングじゃ無い!
ほとんど、反則ばっかりじゃないか!」
「そうなんだよ
ヨッキー君
このチャンピオンは、反則ばかりで勝って来ているんだ
僕達も、その反則にやられてしまったんだ」
「でも、
ホワイトさんやブラックさんが勝てなかったのに、
僕に勝てるんだろうか?」
「君なら、きっと勝てる!」
なんと、ヨッキー君のジムに
また、新しい人物がやって来ました
「ツッキー君! 久ぶり!」
「ヨッキー君
すまない
実は、一番最初にベルトを奪われたのは、
僕なんだよ
最初は、たまたま反則したんだろうと思って油断していたんだ
しかし、反則攻撃があいつのやり方なんだ!
頼む!
ヨッキー君!
僕やタイガー兄弟の仇を取ってくれ!」
「うん
でも、カムバックするなら、
練習をしないといけないし
でも、練習していたら、ジムの練習生の面倒が見れないんだよね」
「何を言っているんですか、会長!
僕達は、会長がカムバックしてくれるなら、
自分達で練習もしますよ」
「でも・・・」
「何を言っているんだい
ヨッキー君!
練習を見る人が居ない?
世界チャンピオンだった
僕達、タイガー兄弟がいるじゃないか!
ヨッキー君が、カムバックするなら、
僕達も応援させてもらうよ!」
「うわぁ~
あの、世界チャンピオンだった
タイガー兄弟に教えてもらえるなんて
凄い贅沢ですね
会長、それなら、全然問題無いですよ
安心して、会長も練習してくださいよ」
「そうだな
タイガー兄弟が見てくれるなら安心だ!」
「それなら、僕は、久ぶりにヨッキー君の練習相手になるよ」
「えっ!
ツッキー君が!」
「うわぁ~
これまた、世界チャンピオンになった
ヨッキー、ツッキーコンビの復活だ!
このコンビなら、どんな相手でも大丈夫ですよ
早く、試合が見たいなぁ~」
「よし、それじゃ、早速練習開始だよ
ヨッキー君!」
「うん
ツッキー君、よろしく頼むよ!」
ヨッキー君は、この日から
本格的な練習を始めました
それと、世界チャンピオンに挑戦する為に
ボクシング協会に復帰の連絡をしました
すると、半年後にチャンピオンとの試合が決定しました
はたして、ヨッキー君のカムバックは成功するのか?
凶悪な現チャンピオンに勝てるのでしょうか?
つづく
さぁ、久々のヨッキー君でしたが、いかがでしたか?
試合の様子は、現在書いている途中です
一応、クライマックスの辺りまで書いているので
近いうちに続きを紹介出来ると思います
それでは、今度は、カムバックの試合でお会いしましょう(笑)
またまた、イラストをブロ友の勘太さんが描いてくださいました
いつもながら、忙しい中ありがたいです
勘太さんありがとうございます!
本当に何年も前のような
返信削除懐かしさが笑
反則野郎はのしちまえ!
あら、私としたことが。。。R
Rさん
削除ほんと、ヨッキー君の話はひさしぶりですもんね(笑)
なんとか、ヨッキー君が反則野郎を倒してくれるように応援してくださいね
こんばんは。
返信削除反則負けに判定になる寸前までの反則行為でしょうかね。
ってか良く思いつきますよね・・・。
次が楽しみですね。
しばいつんさん
削除ヨッキー君の登場人物は、真面目な人が多かったので、
こんな反則をいうか悪いやつを出したかったんですよ
はたして、ヨッキー君はどうなるんでしょうかね(笑)
こんにちは♪
返信削除久々のヨッキー君~懐かしく!カムバックですね(〃^ー^〃)
凶悪な現チャンピオン!(>o<)
心からボクシングを愛する ヨッキー君に応援したいですね!
クライマック編...とても楽しみで~す ★*☆♪
yumeさん
削除ヨッキー君は、ひさしぶりですよね
書きたかった話なんですが、なかなか筆が進まなくて(笑)
なるべく、早いうちにクライマックス編も書き上げます
私、ヨッキー君やツッキー君知らなかったわ!
返信削除可愛いキャラクターですね。
以前のを読んできますね。
ボクシングが流行ってきたようですね。
ボクシングの試合あまり観ていません。
なこさん
削除今、ボクシングで強い選手が出て来てますからね
ヨッキー君の話は、1年前くらいから書いているので
昔の話を読み直してくださいね
こんばんは(^_-)-☆
返信削除ヨッキーくん、カムバックですね!
おもしろかったです。
練習頑張って、やっつけてほしいですね(*^_^*)
続き、楽しみにしてま~す
ゆうこんさん
削除ひさびさの復帰だったので、
ヨッキー君が忘れられているか心配でした(笑)
さぁ、試合の結果はどうなるでしょうね?