１２月１２日は何の日？

どうも！　ガブリエルです

スウェーデンで、ノーベル賞の授賞式や
晩餐会が開かれていましたが、
今回は、そのノーベル賞にもちょっとだけ関係のある話です

12月12日は、

1901年にイタリア人の「グリエルモ・マルコーニ」さんが

イギリスとアメリカ間の長距離無線通信に成功した日らしいです

この功績は、

1909年にノーベル物理学賞を受賞されています

ただ、このノーベル賞受賞には賛否両論あるみたいです

理由としては、

無線通信に関しては、

以前からずっと研究が続けられていて

基礎となる仕組みは他の方が発見というか発明されてます

マルコーニさんは、その技術を応用して

イギリス、アメリカ間の長距離通信に成功したらしいです

まぁ、それまで本当に短い距離の通信しか出来なかったのが、

長距離の通信ができるようになったのも凄い技術なんですけどね

そんなマルコーニさんですが、

幼い頃から科学や電気、電波に興味があったらしく

隣に住んでいた、ボローニャ大学の学生の家に通っていて

科学雑誌などを読みふけっていたみたいです

その後、自宅の屋根裏で自前の無線装置を作って

研究を続けていたそうです

ただ、この時の装置は

以前から他の方が研究されていた装置とあまり変わらなかったそうです

でも、しばらくすると

屋根裏から屋外に研究所？を移して

1.5キロとだんだんと無線の距離を伸ばして行ったそうです

距離が伸びた事によって

マルコーニさんは、この技術で会社を設立しようとします

その為に、イタリア国内で出資者を探しますが

イタリア国内には、お金を出してくれる所が無く

仕方無く、イギリスに渡り

イギリスで出資者を見つけたそうです

その後、会社はどんどん利益を生み出し

無線通信の距離もどんどん増えて

1901年にイギリスとアメリカ間の長距離無線通信に成功したらしいです

しかし、最初の方に書きましたが

マルコーニさんの技術は

以前からあった物を使った技術だった為に

著作権の問題が発生したらしく

アメリカでは、マルコーニさんの名前というか

長距離無線通信の技術は認められて無いみたいです

その為に、会社の方もアメリカでは失敗したらしく

イギリスの会社の方も利益が落ちて行ったらしいです

会社はダメになって行きますが

晩年のマルコーニさんは、イギリスでは勲章を受賞したり

母国イタリアで国会議員になったりしたそうです

そして、1937年にローマで心筋梗塞で亡くなられています

亡くなった後は、国を挙げて国葬をされ

生まれ故郷のボローニャ近郊に埋葬されたそうです

ちなみに、埋葬された場所ですが、

サッソ・マルコーニって所になります

このサッソ・マルコーニって集落の名前ですが

マルコーニさんが埋葬された為に

翌年にこの名前に改名したらしいです

最後に

著作権の問題がありますが

素晴らしい成果を残したマルコーニさんですが、

小さい頃から電波に関しては興味があったらしいですが

他の事には興味が無かったのか？

学校にはほとんど行かれて無いそうです

そんな、学校にほとんど行って無い

学歴をなんて無い人が

ノーベル賞を受賞したり

勲章を受賞したり、国会議員になったり

国を挙げて国葬してもらったりされてます

時代が違いますが、

学歴が無くても一つの事に取り組めば

賞を受賞したり、有名になる事は出来るって事ですね（笑）