記事にするのがかなり遅くなってしまいましたが
先月の24日にイタリアの大統領選が行われました
以前の記事で書いたかもしれませんが
イタリアには「首相」と「大統領」がいます
首相に関しては、日本と同じような感じで
政治に関する事を国会で話をして決議したり
海外の首脳陣との対話などの仕事内容です
今回の大統領の仕事ですが
はっきり言うとそんなに重要な仕事はありません(笑)
議会の解散権を持っていたり
政治危機の場合には調整役として
首相や野党の党首などとの会話をしたりします
これまでは、2015年から「セルジョ・マッタレッラ」さんが勤めていました
しかし、年齢が80歳になると言う事で
1期のみで退任の意向を示していました
で、先月の選挙になるんですが
約1000人の議員が投票をして
3分の2の票を獲得した人が選ばれます
今回は、目新しい人が立候補をしなかった為に
1回目の投票ではほとんどが白紙の票だったそうです
今回の投票ですが、コロナウイルスの影響もあってか
1日で投票する回数に制限があって
なんと!
新しく大統領が決まるまで
6日間で、8回の投票が行われたそうです
で、気になる新大統領ですが
結局、マッタレッラの再任で決まりました
年齢による退任を発表していましたが
このままでは埒が明かないって思ったんでしょうね
快くではないかもしれませんが
マッタレッラさんも再任を受け入れたそうです
若手の人材がいれば居れば良いんでしょうが
イタリアの国会もコロナ対策や景気の悪化の対応など
なかなか、難しそうな感じなんですよね
しばらくは、イタリア国内もごたごたしていて大変な時期が続きそうです
6日間で8回って、1日2回とか東京してるってことですね。
返信削除よっぽど、なり手がなかったんですね~。
しかし大統領という名前がついているのに、
あまり重要な仕事じゃない、ってのが気になります~。
心姫さん
返信削除イタリアの大統領は就任しても
出来る事が少ないのであまりなりたいと思う人がいないんでしょうね
政治のトップは「首相」になるので
そのアドバイザー的な立場になるのかもしれません
でも、海外のトップとの会談とかおもてなしとか
仕事自体は多そうなので「なりたい!」ってならないんでしょうね