今年最初の物語ですが
怪盗Rさんメンバーの魔法使いyumeさんのお話になります
Rさんファンには申し訳ないですが
今回は出番はありません(笑)
では、さっそく魔法使いyumeさんの話をどうぞ!
この作品はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などにはいっさい
関係ありません
Rさんの仲間の一人の
魔法使いyumeさんが
スマホを見ながら困っていました
「おかしいわ
どうしちゃったのかしら?」
そこに、Rさんの有能な助手のガブが困っていたyumeさんを見つけました
「yumeさん、何か困り事ですか?
スマホですね、
僕もこの間全国的な電波障害のせいで
全然使えなかったんですよ
あれっ?
今日も電波障害が出てましたっけ?
僕のは普通に通信できますけどね」
「違うんですよ、ガブさん
このスマホは……」
yumeさんがスマホの説明をしようとすると
ピンポーンと玄関のチャイムが鳴り
郵便局の配達員の方が電報を持って来ました
「こんにちは、yumeさんに電報が
届いてます
サインをお願いします」
ガブは不思議に思いました
今どき、電報って珍しいく
緊急な用事とかあれば
メールとかSNSを使えば良いのにと
この電報は
yumeさんが困っている事に関係があったんです
yumeさんの顔が
電報を読み続けるうちに
どんどんと暗くなっていきました
ガブは心配になり
yumeさんに電報の内容を尋ねると
魔法の国で大変な事が起きていると書いてあったそうです
yumeさんが使っていたスマホは
魔法の国のスマホで
大賢者である
大おば様の力を使い
どこにいても通信が出来るようになっていました
しかし、魔法の国の事件によって
通信障害が起きていて
yumeさんにすぐに帰って来てほしいと書いてありました
「大変!
急いで、魔法の国へ戻らないと
ガブさん!
少しの間、留守にするので
Rさんに伝えておいてくださいね」
「ちょ、ちょっと待ってください
僕も一緒に魔法の国へ行きますよ
僕の豊富な知識が役に立つかもしれませんから」
そう言って
無理やりガブも魔法の国へ付いて行く事にしました
急に居なくなるとRさんが心配するので
"魔法の国へ行って来ます"
と書き置きを置いて出かけました
魔法の国へ着くと
みんな、慌ただしく走り回っていました
ガブとyumeさんは
詳しい話を聞くために
大おば様の所へ向かいました
「yumeよ
急に呼び出してすまなかったね
今、この魔法の国で問題が起きて
国外にいる国民にも連絡して戻って来て貰うことにしたのじゃ
その問題というのは
ワシの大賢者の杖が壊れてしまったのじゃよ」
大おば様が持っている杖が壊れてしまい
大おば様の魔力の調整が出来ずに
世界中で色々と
紛争や疫病などの問題がおきていました
その問題を解決するためにも
一刻も早く新しい大賢者の杖を探さなくてはいけないらしいです
「あっ!
僕知ってますよ
ロンドンには魔法の杖を売っている商店があるんですよね
そこに行けば新しい賢者の杖が手に入るんじゃないですか?」
ガブは、
映画で見た知識で
ロンドンにお店があることを知っていましたが
yumeさんがすぐに否定しました
「ガブさん
確かにロンドンにはそういった杖を売っているお店がありますが
大おば様の持つ杖は特別製なんです
そこらの杖だと
大おば様の魔力に負けて
すぐに壊れてしまうんですよ」
「うーん
良いアイデアだと思ったんだけどなぁ
じゃ、どうやって魔法の杖を探すんですか?」
「大おば様の杖は
少なくとも1,000年以上経った樹木の枝を使って作られるんですよ
だから、樹齢1,000年の木を探す所からスタートです
ガブさん、なにか心当たりはないですか?」
「うーん
樹齢1,000年以上ですか?
……
……
あっ!
屋久島の屋久杉ですよ
そこに行けば
樹齢1,000年といわず
もっと古い年代の杉が沢山あるはずです
早速行ってみましょう」
つづく
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ガブとyumeさんが
屋久島に飛んだ所で前半は終了です
次回の後半につづきます
ガブさんRさんの事務所からスタートなんて
返信削除さすが👏👏(笑)
今の時代の世相も取り入れて 上手いですね!!♡
特別な杖→屋久島旅行へ夢も広がりますね^-^
屋久杉ね…♡
私 携帯へ急に迷惑メールが
いきなり 大量に来るようになって
拒否しても ランダムに^^;
2日前から全く 来なくなりホッとしてます(♡˘︶˘♡)
物語♡♡どうなるのかなぁ?楽しみです(。•ᴗ•。)♡
yumeさん
返信削除大おば様の杖の影響が
現実のyumeさんの携帯にまで及んでしまったみたいですね~(笑)
これは、一刻も早く2人に新しい杖を探してもらわないといけないですね
と言う事で、後編もUPしたので続きを楽しんでくださいね