ドリアなんて料理はありません

今日の話題は、
イタリア料理の定番の「ドリア」です

有名な格安イタリア料理チェーン店では、
ミラノ風ドリアが大人気らしいですが、
イタリアに行って、レストランで
「ドリアを下さい」と言っても通じません



なんで、急にこんな事を言うのかというと
カップヌードルのミラノ風ドリアという商品を買って来ました

このカップヌードルの味の紹介は後日したいと思いますが、
今回は、ドリアはイタリアには無い事は知っていたんですが、
何時頃から日本で作れらたのか興味が湧いて来たので少し調べてみました

すると、作ったのは、横浜にある
「ホテルニューグランド」の初代料理長のサリー・ワイルさんが作られたそうです
ちなみに、年代としては、1926年（大正15年）にホテルが開業しているので、
その頃に考えられた料理みたいです

なんと、このホテルは、ドリア以外にも
ナポリタンも発祥だと言われています

さて、当時のドリアには、上にはチーズが乗ってなくて
ご飯の上にエビのクリーム煮が乗った物を
オーブンで焼いたのが始まりらしいです

その後、別の料理長が、
その上にチーズを乗せて焼くようになったそうです

しかし、これは日本の話ですよね
なんと、このドリアって名前で通用する国があるそうなんです
それは・・・

フランスです

イタリアにはドリアが無いのに、
その隣の国のフランスにはドリアってあるのが不思議ですよね（笑）

このフランス料理のドリアは、
パリのレストランが、
イタリアの貴族「ドリア一族」の為に作った物らしいです

どんな料理だったのか写真とかが無かったので分かりませんが、
イタリアの国旗の３色
赤・白・緑にちなんで
トマト・鶏肉・キュウリを使った料理らしいです

どちらかと言えば、サラダみたいな感じなんですかね？
日本のドリアとは似ても似つかない物ですね（笑）

で、現在のフランスでドリアを頼むと
きゅうりを添えた料理が出てくるらしいです（笑）
まぁ、実際の料理は、〇〇のドリア風って感じになっているそうですよ

もし、イタリアに行った時にドリアが食べたくなっても
ミラノ風ドリアなんて料理は無いので気をつけてくださいね

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