昨日紹介した「アッシジの街」ですが
アッシジにしか無い物があります
まぁ、イタリアは日本と同じで
南北に長いので、
地方ごとに存在する物とか違うんですけどね(笑)
そのアッシジにしか無い物とは
「Croce」(クローチェ)です
イタリア語で書いても分かりにくいですが
そう!
名前の通り十字の形をした物ですね
キリスト教では信仰の対象として崇められています
どうして十字架が信仰の対象になっているのか
理由は諸説あるみたいですが、
イエスキリストが磔にされた後に復活した事や
ローマ皇帝の夢の中で十字架が出て来て
それを勝利の印として使ったとかいう説があります
まぁ、十字架が信仰の対象理由は置いといて(笑)
十字架の形って基本は「十」ですよね
あとは、下の足の部分?が長い物とか
そんな感じのイメージだと思います
でも、アッシジの十字架は違うんです
こちらがその十字架です
どうですか?
一目見て違いが分かりますよね
アッシジの十字架は「Tau Croce」(タウクローチェ)タウ十字架って呼ばれるらしいです
Tの文字になっているのは
ヘブライ文字やギリシャ文字から来ているらしいです
聖書に出てくる預言者のエゼキエルという人物が使っていたらしいです
意味は、「真実」「言葉」「光」「心の強さ」を意味するそうです
さらに、アッシジのタウクローチェは、
紐の部分に結び目が3つあるんですが、
そこにも意味があるらしく
「清貧」「貞潔」「従順」の意味も込められているらしいです
実は、このタウクローチェですが
以前から気になっていたんですよね
シチリア島にいる時に
一緒に働いている女の子が
このタウクローチェを身につけていたんです
その時は、変わっていて面白いなぁって感じで
ちょっと欲しいなぁって思っていたんですが
イタリア語も全然出来ない時期だったので
「それ何?」とか「どこに売ってるの?」とかの会話も出来ずに
それっきりだったんですよね
それが、アッシジに行くと
メインストリートのお土産屋さんに色んな種類のタウクローチェが売ってました
写真の物は木で出来てますが
他には、ガラスとか、石(多分トルコ石など)で出来た物や
大きさも様々な物が売ってありました
このタウクローチェの話ですが
続きがあって
タウクローチェを買って
二年後位の頃ですかね?
イタリアはヴェローナで開かれている
ワインの見本市(ヴィニイタリー)って所に行ったんです
そこは、イタリア中からワインの業者さんが集まって
ワインの試飲や販売をされているんです
その頃は、ある程度のイタリア語は理解出来ていて
そこで、アッシジ出身の業者さんが居て
自分が着けていたタウクローチェに目が止まって
「私も同じタウクローチェを着けてるの
日本人なのにタウクローチェを着けている人は初めて出会った」
って話が弾みました(笑)
皆さんも
アッシジ出身の方と仲良くなるには
タウクローチェがオススメですよ(笑)
最後に補足です
最初にアッシジにしか無いって書きましたが
タウクローチェは、
アッシジの守護聖人の聖フランチェスコのシンボルです
なので、もしかすると
聖フランチェスコにゆかりのある土地や
フランチェスコ教会にはタウクローチェが売っているかもしれません
興味がある方は参考にしてください
こんばんは^^
返信削除Croceは「クロス」とも読めるので
クローチェといわれればわからなくても
スペルを見れば十字架だとわかりますね。
でもタウクローチェは十字架と言うよりはTの字ですね。
これを見て十字架だとは考えにくいですね。
聖フランチェスコのシンボルなんですね。
でも当面はアッシジ出身の人と出会うような場面はなさそうです(笑
まゆみさん
削除タウクローチェだけ見たら十字架って気がつきませんよね
聖フランチェスコのシンボルで、
フランチェスコはサインの所にTの字を書いていたらしいですよ
アッシジ出身の方と会う機会はなかなか無いですよね(笑)
タウクローチェ いいですね~
返信削除マジに凄く惹かれます
その場にいたら間違いなく買ってますね
ファッションで持っても良いものなのでしょうか
蓮見さん
削除ファッションで着けていても問題ないと思いますよ
普通に十字架のペンダントと考えて良いと思います
自分もキリスト教徒では無いですが着けてましたし(笑)
アッシジに行ったら、色もカラフルな物が沢山ありましたよ