普通に生活するだけでもストレスが多く
精神的に参ってしまって
精神科の病院に通う方も多いと思います
2006年の調査では
約320万人の方が精神科を利用されているそうです
その為に
日本の精神科の病床数は
人口に対しての割合だと
世界で最も多い数になるそうで
日本では、欠かせない精神科の病院ですが
なんと!
イタリアでは無くなってしまったそうです
イタリア人って陽気なイメージで
ストレス社会とは無縁だから出来たんじゃないの?
そもそも、イタリアに精神病院って必要なの?
って思う人もいると思いますが
イタリアでもうつ病になる人はいますし
日本ほどではないかもしれないですが
ストレスは生活して行く上では絶対にあると思います
では、どうして精神病院が無くなったのかと言うと
1978年にバザリア法という
精神病院を無くす法案が可決され
新しく病院を建設する事をしなくなり
現存していた病院も徐々に減って行き無くなったそうです
このバザリア法ですが
世界で初めての精神病院廃絶法らしいです
徐々に減らして行ったと言っても
患者さんはいる訳なんですが
現在では地域の保険サービス機関が
予防や治療、リハビリなどを行うそうです
どうしても入院が必要になった場合は
普通の一般総合病院のベッドを借りるそうです
実は、病院を無くすという法律ですが
当初は国民などは大反対だったそうです
しかし、徐々に病院を減らして行った事や
保険サービスなどの患者さんの受け皿が
しっかりしていた事から問題にはならなかったそうです
とあるアメリカの州が
同じ様に精神病院を無くしたそうなんですが
患者さんの受け皿など
無くした後の対策がキチンと出来ていなかった事で
大失敗に終わったそうです
結果的に
イタリアのバザリア法は大問題に発展しませんでしたが
日本で同じ様に精神病院を無くす法案が可決されると
多くの方が困ってしまい
大問題になるでしょうね
ただ、日本人の精神科を受ける人が増え続けているのも事実です
国が率先してストレスが少なくなる国を目指して貰いたいですね
こんばんは~♪
返信削除精神病院をなくする法律自体がそもそも必要だったのかしら?
っていうのが素朴な疑問です。
精神病患者さん自体が少なくなって、需要と供給のバランスで自然淘汰されてなくなるというのなら納得できますが…
私などはほとんど健常者と見た目は変わりないですが、精神病院がなくなるなんて不安で仕方ありません。
要は受け皿の問題でしょうが、より良いサービスを受けられるかどうかですよね。
それにしても精神病院をなくすという意図が何なのか…?
精神病イコール「恥ずかしい」という概念から始まったものだとしたら…
と思うとなんだか悲しいですね。
小町さん
削除確かに「法律で無くす」って決めるよりは
自然に少なくなって無くなったって方が良いでしょうね
精神病院が無くなった事で
この先、イタリアの患者さんがどうなって行くのか?
って問題もありますし
なかなか難しいですよね
とはいえ、日本の患者さんの数は
世界的に見てもかなり多い数らしいので
日本政府とか患者さんを減らす(ストレスを無くす)努力はやってもらいたいですね