前回の一人旅は
昼と夜とフルコースを食べるという
凄い旅でしたが
そんな楽しい時は過ぎ去るのが速く(笑)
一ヶ月の出張料理人の仕事が終わってしまいました
出張料理人って書くとカッコイイですが
実際は、手伝いみたいな事しかやってないので
ちなみに、自分の周りだけかもしれませんが
こんな感じで短期で働く事を
「ステージ」って呼んでました
多分、料理学校でこんな風に呼ぶので
それが広まったみたいです
話がそれてしまいましたが
一ヶ月間の別のレストランでの仕事が終わるので
一緒に働いていた日本人の方とどこかに行こう!
って事になりました
まぁ、別に仕事が終わるって事は関係無く
ほぼ休みの日には出かけていたんですけどね(笑)
で、何処に行こうか?
ってなった時に
一番最初に一緒に行った
アオスタのレストランが忘れられなくて
せっかくだからもう一度行こう!って事になりました
ただ、前回と違うのは
レンタカーやオーナーの奥さんの車では無くて
電車で行く事にしました
車に比べると
電車は少し時間がかかるんですが
移動中は寝る事が出来るので楽ですよね
レストランに行くには
駅から15分くらいだったと思いますが
歩かないといけないんですけどね
食前の運動?って事で歩いてレストランに行くと
なんと、自分達の事を覚えてくださっていて
「お前たち、また来たのか!
今日もアオスタ観光か?」
って言ってくださって
「いや、今日はここの料理だけが目的です」
って言うとメチャクチャ喜んでくださいました(笑)
色々会話出来た事も嬉しいですが
ちゃんと覚えてくださっていたのが
もっと嬉しかったですね
まぁ、約一ヶ月の間に
日本人が続けて来るって事も珍しいんでしょうけどね
そんなこんなで(笑)
「じゃあ、前回とは違った料理を出してやろう」
って全部と違う料理と
それに合わせた美味しいワインもいただきました
で、食後にコーヒーを飲みながらシェフと話をしたんですが
その時に
「ここでは日本人は雇って無いの?」って聞くと
「機会があれば雇うよ
日本人は几帳面だし、仕事も上手だからね」
って言われたので
「じゃ、今すぐは無理だけど
来年くらいにここで働きたいんだけど?」
って聞くと
すぐにOKが出て
次の年の職場が決定してしまいました(笑)
ちなみに、働きたいって言ったのは自分だけで
一緒に行った日本人の方は
別の気になるお店があるという事だったので
来年から働くのは自分一人になりました
一通り、話が終わって
さぁ!帰ろう!
ってなった時に
「あれっ?お前たち車はどうした?」
って聞かれたので
今日は電車で来ましたって言うと
駅まで送って下さいました
そんな感じで
一ヶ月間の出張料理人が終わって
また、もともと働いていたレストランに戻りました
でも、ステージで働いていたレストランの方々とは
本当にウマが合っていたので
そのあともちょくちょくレストランに食事に行ったりしてました(笑)
しかし、楽しい時間が過ぎると
次からは地獄の時間が来るんですよね
もともと働いていたレストランに戻ると
季節は夏から秋に変わろうとしてました
働いていたアルバ(ピエモンテ州)の
本格的なシーズンは秋なんです
ワインやトリュフなどが名産なので
この時期には世界中から観光客が集まります
なので、ステージが終わって帰ると
仕事がめちゃくちゃ忙しくて
仕事がめちゃくちゃ忙しくて
観光とか食べ歩きとか出来なくなって
ほとんどの日々を仕事漬けで暮らしました(笑)
わ~、レストランのシェフの方、覚えていてくださったんですね。
返信削除そこの料理が目的でわざわざアオスタまで行ったとなるとさぞや喜んだでしょうね。
日本人は几帳面で仕事がうまいって嬉しいこと言ってくれますね。
確かにそのとおりですよね。
でも観光とか食べ歩きをこれまでにたくさん出来たのは羨ましいです。
このときは仕事漬けだったんですね。
まゆみさん
削除覚えてくださっていて本当に嬉しかったです
日本でも1ヶ月間でわざわざ2時間ちかくかけて
レストランに食事に行くって無いですけどね(笑)
イタリアでは、日本人の料理人は重宝されているみたいですよ
イタリア人の若い料理人だと、さぼってばっかりですが
日本人は言われなくても働いてますからね(笑)
このあと、秋の3ヶ月間は、朝から晩までずっと働きっぱなしでした
休みの日は、寝てばっかりでほとんど出かけてないです