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2018/06/01

イタリア偉人伝(カルロ・ガンチア)

昨日の記事で
イタリア発泡性ワイン「プロセッコ」を造った
ガンチア社を紹介しました

で、チラッと書いたんですが
ガンチア社がイタリアで始めて発泡性ワインを造ったワイナリーだそうです

今回は、その創業者のカルロ・ガンチアさんについて
少し紹介したいと思います


1850年、北イタリアはピエモンテ州のカネリという町に
カルロ・ガンチアはワイナリーを設立します

当初は、周りのワイナリーと同じ様に
普通のワインを生産していたんですが
カルロは、フランスのシャンパーニュ地方に留学をします

シャンパーニュ地方といえば
世界的に有名な発泡性ワイン「シャンパン」で有名ですよね(笑)

そのシャンパーニュ地方で2年間勉強をして
カルロはイタリアに戻ってきます

そして、シャンパンとは違う
地元で栽培されていたモスカート種(マスカット種)から
発泡性ワインを造る事にしました

「モスカート・シャンパーニュ」と名前が付いたワインは
甘くさわやかな味わいと
マスカットの香りですぐに人気が出たそうです
特に、女性の人気が凄かったみたいですね

その後、地元の「アスティ」という名前をもらい
「アスティ・スプマンテ」と名前が変更されました

普通の一般市民の人気も凄かったみたいですが
なんと!
イタリア初代の国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世にも気に入られます

エマヌエーレ2世はイタリア国王になる前は
サルデーニャ王国の王でした

当時のサルデーニャ王国の本拠地は
ピエモンテ州でした
そうです!
ガンチア社と同じ地域だった事もあって
エマヌエーレ2世はアスティ・スプマンテを王室御用達にしたそうです

もちろん、ただ単に出身地が同じっていうだけじゃなくて
ちゃんと美味しかったから王室御用達になったんでしょうけどね(笑)

その後は、アスティスプマンテだけじゃなく
昨日紹介したような辛口のプロセッコなど
伝統を守りつつ、新しい事にも挑戦されているみたいです

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ライチとかグレープフルーツ風味のスプマンテもあるみたいですね
初めて知りましたが
発泡性のスプマンテとフルーツの風味って相性が良さそうなので
一度飲んでみたいですね

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