遅くなってしまいましたが
2月21日はブロ友のyumeさんの誕生日でした
なんとか当日に間に合わせようと思っていたんですが
1日遅れてしまいました(笑)
いつもの様に、怪盗Rさんと助手のガブが騒動を起こす話になってます
話の中では、yumeさんの誕生日の数日前という設定になってます
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この作品はフィクションです
登場する人物、団体、事件など一切関係ありません
ガブは、今年のプレゼントを何にするのか悩んでいました
「昨年に魔法のほうきをプレゼントしたから
今年は何が良いですかね?
杖は専用の物しかダメみたいだし
普通にケーキとかが良いですかね?
ってRさん聞いてますか?」
隣で話を聞いていたのは
怪盗R団のリーダのRさんです
「ちゃんと聞いてるわよ
ちゃんと情報収集してるのよ
今年は魔法のローブにしましょう!
先日、yumeさんがローブが古くなってきたって話をしてたから」
「魔法のローブですか!
それ良いですね~
でも、魔法のローブってどこで手に入るんですか?」
「私が知ってる訳ないでしょう
でも「魔法の」って付くくらいだから
魔法の本場のイギリスじゃないの?
とりあえず、イギリスに行ってみましょう!」
「行ってみましょう
ってどうやって行くんですか?
いつもはyumeさんに頼んで魔法で送ってもらうけど
今回は、yumeさんのプレゼントを買いに行くから秘密にしないといけないじゃないですか!」
そこは、私に任せなさい
そう言うと、Rさんは
早速、yumeさんに連絡をしました
どうやら、Rさんはイギリスに食べたいお菓子があるから
yumeさんと一緒に行きたいと行ってプレゼントを探しに行く事にしたそうです
そんなこんなで
ガブとRさん、そしてyumeさんはイギリスにやってきたのでした
「私とyumeさんは、あそこのカフェでお菓子を食べているからあとはよろしくね」
えっ?
いきなりのRさんの発言にガブは驚いてしまいました
「一緒に探すんじゃないんですか?」
「何言ってるの
yumeさんと一緒なんだから
探せる訳ないでしょう!
私がyumeさんの注意を引いている間に急いで探して来なさい!」
少し離れた場所にいたyumeさんが
二人のやり取りに気がついて近づいて来ました
「どうしたんですか?
あれっ?
ガブさんは何処か別の所に行かれるんですか?」
「あっ、そ、そうなんです
プレゼントをさが……」
ポカッ!
ガブは、急にRさんに頭叩かれました
プレゼントの事は秘密にしないとダメって言ったでしょう
Rさんはガブの耳元でyumeさんに聞こえないように注意しました
「あっ!
何でもないです
でも、僕だけ別行動しようかなぁ~
なんて……」
「ガブには他のお店のお菓子を買って来てもらおうと思っているのよ
せっかくイギリスまで来たんだから
他のお菓子も食べたいじゃない」
Rさんのフォローにより
少し怪しがっていたyumeさんも納得したみたいでした
ともかく、ガブは一人で魔法のローブを探すことになりました
うーん
魔法のローブってどこに行ったら買えるのかな?
とりあえず、服が売っているお店に行ってみよう
当たり前ですが、何件もお店を回りましたが
魔法のローブを売っているお店は見つかりませんでした
見つからない事をRさんに連絡すると
「まだ、イギリス中の全部のお店を回った訳じゃないんでしょう!
そうそう、ここのお店のご主人が噂話で言っていたんだけど
森の奥深くに魔女が住むと言われている家があるみたいよ
場所を教えるから行ってみなさい」
そう言うと、ガブの話を最後まで聞かずに電話を切ってしまいました
仕方なく、ガブはその魔女が住むと言われている森の前までやって来ましたが
まだお昼を過ぎたばかりだと言うのに森の奥は日が当たらずに夜の闇みたいになっていました
ガブは、森の中に入るのが嫌で
もう一度Rさんに電話をしました
「もしもし、Rさん!
ここの森ってどこか変な感じがして中に入りたくないんですけど
Rさんも゙一緒に来てくれませんか?」
「何言ってるの
yumeさんの為でしょう
こっちはこっちで気を引くのに忙しいのよ
大丈夫よ取って食われる訳じゃないんだから
私は私で、忙しいんだからそっちは任せたわよ」
そう言うとRさんは電話を切りました
しかし、電話が切れる前に
受話器の向こうでyumeさん、こっちのケーキも美味しいわよ~
とRさんの楽しそうな声が聞こえていました
はぁ〜
仕方がない
覚悟を決めて、ガブは森の奥へと進んで行きました
しばらく歩くと、いかにも魔女が住んでいそうな大きな屋敷が見えました
ガブが大きな門の前に立つと
どこからか見ているかのように
勝手に門が開きました
恐る恐る、屋敷の玄関前まで行くと
奥から声が聞こえてきました
「お前は誰だ!
私に何の用じゃ!
お前は私が怖くないのか!
ここ数年は、この家はもちろん
森に近づいてくる者も゙いないというのに」
「あっ、え〜っと
もちろん、ちょっと怖くはありますが
それ以上にRさんの方がこw
いやいや、知り合いに魔法使いがいるので、そこまで怖くはないです
で、その魔法使いのyumeさんに魔法のローブをプレゼントする為にここまで来たんです」
「魔法のローブか
確かに、私なら作る事が出来るが
材料を揃えないと作る事はできん!
ミノムシの糸と蜘蛛の糸が必要じゃ
お前に持って来る事が出来るかな?」
「ミ、ミノムシって季節が違うから無理じゃないですか〜」
これじゃ、Rさんに大目玉を食らっちゃうよ~
「よほど、そのRさんというのは怖いんじゃな
安心せい!
この森は不思議な森で、季節や場所を問わず多くの虫が生息しておる
ミノムシも゙蜘蛛も゙すぐに見つかるわい
さぁ、早く見つけて持って来い!」
森の魔法使いの言う通り
森の中には色んな種類の虫がいて
あっと言う間にミノムシの糸も゙蜘蛛の糸も゙見つける事が出来ました
持って来ましたよ~
玄関の前でガブが声をかけると
ドアが開いて中から魔女が現れました
魔女は想像していたほど怖くはなく
むしろ、優しそうな顔をしていました
取って来た材料を渡すと
しばらく時間がかかるから待っていなさいと言われ
魔女が魔法のローブを作るのを眺めていました
待っている間、ガブは気になった質問をしてみました
「あのぉ~
魔女さんは、どうしてこんな森の奥で一人で暮らしているんですか?」
「お前さんも、森に行って分かったじゃろう
この森には色々な生物がおる
魔法の道具を作るのにこの森は便利なんじゃ
昔は、その魔法の道具を買いに来る魔法使いや人間もいたんじゃが
最近はそんな事もなくなってしまったのぉ」
そう言うと魔女は少し悲しそうな顔をしました
「ほれ、魔法のローブの完成じゃ
とっとと持って行きな!
私はのんびり静かに暮らしたいんじゃ」
ガブが森から出ると
一人の男性に話しかけられました
「ちょっと、君
ここは魔女が住むと言われている森だよ
もしかして、君は魔法使いなのかい?」
「いえ、僕は魔法使いじゃないですよ
ここには、魔法のローブを作って貰う為に来たんです」
「魔法のローブだって!
よかったら、そのローブを見せてくれないか?」
見るだけならと言って
ガブは男性に魔法のローブを見せました
男性は真剣な目つきになってローブの隅々まで何かを確認していました
「君、このローブを作った魔女がこの奥にいるんだね」
「は、はいそうですよ
でも、静かに暮らしたいって言われてたから
行っても作ってもらえるかわかりませんよ~」
ガブは男性に言いましたが
男性は話を最後まで聞かずにどんどんと森の中に入って行きました
まっいいか
ガブは男性の事よりも
早く帰らないとRさんに怒られそうなので
森をあとにしてさっさとRさんとyumeさんが待つカフェへと急ぎました
実は、この男性は有名なファッションデザイナーで、新しい服の素材を探していました
そんな男性が魔法のローブを使ったファッションを世界中に大流行させるのですが
それは、また別のお話です(笑)
さて、Rさんとyumeさんの所にガブが戻って来ました
「おまたせしました
やっと手に入れましたよ」
「ガブ!遅いわよ
いったいどれだけ待ったと思っているの
お菓子の食べ過ぎで、もうしばらくは食べなくていいみたい」
「ガブさんお帰りなさい
手に入れたっていう
Rさんが気になっていたお菓子が見つかったんですか?」
yumeさんに言われて
ガブはしまったと思いました
まだ、誕生日プレゼントの事は秘密だったからです
「え〜っと、お菓子は見つからなかったので別の物というか
食べ物じゃないというか……」
ガブがしどろもどろになっている所にRさんが声をかけます
ガブ、もういいわよ
yumeさんに本当の事を言っちゃいましょう
実は、2人で協力してyumeさんの誕生日プレゼントを探してたのよ
2人で協力してって
ほとんど僕が探して見つけたんだけど
とガブは思いましたが
口には出しませんでした
「ジャ~ン
プレゼントはこの魔法のローブです
とても丈夫で破けにくいって特徴も゙ありますが
魔法使いが着ると魔力をちょっとパワーアップできるという服です
ぜひ、yumeさん使って下さいね」
「わぁ〜
2人ともありがとうございます
大事に使いますね
わざわざ、イギリスまでお菓子だけ買いに来ると思ってなかったから
何かあるなぁ~と思っていたんだけど
私のプレゼントを探しに来たんですよね
本当にありがとうございます」
「よし、目的も達成したし
日本に帰りましょうか
ってRさん?
どうかしましたか?」
キョロキョロと周りを見回すRさんを見て
ガブは不思議に感じました
「ガブ!
yumeさんの誕生日プレゼントは良いとして
私のお土産はどうなったのよ
ちゃんと買って来たのでしょうね」
「えっ、えっ?
Rさんのお土産は
yumeさんの気をそらすための作戦ですよね
まさか、本当に買わないといけないって訳じゃ………」
「そのまさかよ!
楽しみに待っていたんだから
私とyumeさんは、日本に帰るけど
ガブは、ちゃんとお土産を探してから帰って来るように!
それじゃ、頼んだわよ!」
そう言うと
Rさんとyumeさんは
魔法を使って日本に帰ってしまいました
ちょ、ちょっと〜
僕、帰りの航空券を買うお金なんて持って来てないですよ〜
Rさ〜〜ん!
終わり
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改めて、
yumeさんお誕生日おめでとうございます
実際に魔法のローブはプレゼントできませんが(笑)
この話を気に入って貰えると嬉しいです
まぁ、誕生日プレゼントと言いながら
いつものガブとRさんの話ですけどね(笑)
7 件のコメント:
ガブさん 素敵なプレゼント✿*✿*
Birthday♡物語ありがとうです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
しかも 覚えていて下さって 嬉しいなぁ~
Rさんとガブさんも相変わらずね…♡
とても 楽しかったよ(・ε-。)⌒☆
魔法のローブね✩︎⡱…欲しいなぁ!笑
ガブさん プレゼント探し 大変でしたね(笑)
あと数日で 確か?Rさんの…だよ♡♡
ガブさん 忙しくなりそうね!
物語 𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘 𝑦𝑜𝑢でした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
yumeさん
21日までに仕上げようと思っていたんですが
1日遅れてしまいました(笑)
大事なブロ友さんなので誕生日は覚えてますよ~
Rさんの誕生日?
いつでしたっけ?(笑)
ガブさん 日にち過ぎていても
とても 嬉しかったよ!ありがとうです♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
Rさん 1日→しばいつんさんが
皆さんの… 載せてたよ(笑)
yumeちゃんお誕生日だったのね
おめでとう♪
Rさんのわがまま100%健在!!
ガブも腐れ縁、諦めな(笑)
え!Rさんも誕生日?
そうそうRさんは、歳が毎年一歳づつ減っていくみたいよ(笑)
Rさんの友達さん
え~~~っ!
毎年1歳ずつ若返るんですね~
やっぱり、魔女よりこわ……
いや、なんでもないです(笑)
今度のRさんの誕生日はお菓子以外の物にしようかなぁ~(笑)
yumeさんお誕生日おめでとうございます~。
魔法のローブ、きっと素敵なんでしょうね。
お土産のお菓子も気になるところです。
Rさんの誕生日にはおいしいイタリアお菓子が出てくるかなぁ。
心姫さん
魔法のローブ、いったいどんな感じなんでしょうね(笑)
残念ながら、今年のRさんの誕生日はお菓子メインじゃないみたいです
詳しくは、今年の物語を読んでくださいね(笑)
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