以前、同じく番外編として
秋に食べたい料理として
「フリットミスト」を紹介しました
今回は
秋から冬にかけて食べたい
Brasato al Barolo(ブラサート・アル・バローロ)
という料理です
Brasatoは
「鍋で蒸し焼きにした」って意味で
Baroloは
イタリアのワインの名前です
牛肉の塊を表面だけ先に焼いて
旨味を中に閉じ込めた後に
鍋で蒸し焼きにした物です
簡単に説明すると
家庭でも作れそうですが
家庭で作れないというか
作りたく無い理由があります(笑)
まぁ、お肉の塊を準備したり
長時間蒸し焼きにするのでガス代などがかかる
などもありますが
この料理に使うワイン(バローロ)は
イタリアでも高級なワインで
ワインの王様とも呼ばれるワインなんです(笑)
もちろん、他の赤ワインでも作る事は出来ますが
al Barolo(バローロの〜)は
ピエモンテ州のバローロ村や
その周辺のアルバの町でしか食べる事が出来ない料理です
高級なワインで作るので
レストランで食べようと思うと
かなりの金額になる場合もありますが
中にはちょっとした工夫がしてあって
手軽なお値段で食べれるお店もあります(笑)
その理由とは
作る時に「ネッビオーロ」というワインを混ぜる方法です
このネッビオーロですが
バローロと同じぶどう品種なので
味が似ているんです
もちろん、実際にワインだけで飲むと
熟成度などが違うのですぐに分かりますが
料理にして煮込んでしまうと分かりにくくなると思います(笑)
ぜひ、これから冬にかけて
ピエモンテ州のバローロ村や
アルバの町を訪れる方は食べてみてくださいね
ちなみに、
同じ様な料理として
フルーツのバローロ煮もあります
こちらはサクランボのバローロ煮です
さて、
今回のワインですが
もちろんBaroloですね(笑)
正直、バローロにも種類というか
作り方の違いがあって
メチャクチャ高い物もあれば
そこそこのお値段の物もあります
自分が飲んだ事があって
一番好きなバローロは
ルチアーノサンドローネってワイナリーが造ったバローロです
どうしても、バローロを買うお金が無いよ!
って人は
レシピの時にも書いた通り
ネッビオーロのワインを飲むと
なんとなくですがバローロを感じる事が出来る!かも?(笑)
価格:790円
(2016/11/5 20:56時点) 感想(4件) |
価格:1,760円
(2016/11/5 20:56時点) 感想(4件) |
同じく、ルチアーノサンドローネさんのネッビオーロです
価格:5,184円
(2016/11/5 20:57時点) 感想(0件) |
2 件のコメント:
高いワインは飲みたいです~。
790円のなら、料理に使っても許せますが、
他のは絶対イヤ~!
この前、試しに買ってみたペットボトルの赤ワインが、
好みの味よりもだいぶ甘くて、全然減らないもんですから、
悪くなる前に料理に使っちゃいました。
ビーフシチューに使ったんですが、いい感じになりましたよ。
市販の普通の安いルゥを使って、材料の水を赤ワインにしただけで、
だいぶおいしくなりました。
心姫さん
高いワインを料理に使うのはもったいないですよね(笑)
イタリアのレストランでは
結構な値段のワインを料理に使っていたので
料理じゃなくて、そのまま飲みたいなぁ~って思ってました(笑)
でも、好みじゃない味でも
料理に使う事が出来るので
ワインは便利ですよね
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