トリノの教会に納めされている
聖骸布(せいがいふ)が
来年に公開される事が決定しました
2015年の4月19日から6月24日まで公開予定です
以前は、2010年に公開されたので、
今回見逃すと、また数年間は見れなくなる可能性が高いです
ところで、聖骸布って何?って事なんですが、
イエス・キリストが亡くなった時に
この絵は、16世紀に「ジュリオ・クローヴィオ」って人が描いた物なんですが、
数人の弟子が、キリストを包んでいるのが分かります
さらに、上の天使が布を持ってますが、
その天使が持っている布が「聖骸布」です
聖骸布の詳しい写真は、
Wikipediaにあるので、そちらを見て下さい
写真を見ると、分かりにくいかもしれませんが、
キリストの姿が綺麗に写っているんですよね
しかも、当時の傷跡なども正確に写っているらしいです
まず、頭ですが、
キリストは、頭にトゲの付いた「イバラの冠」をつけさせられます
なので、頭部から出血しているんですが、
聖骸布には、その跡が残ってます
そして、背中に捕らえれたら時に拷問を受けた傷があるんですが、
その跡も残っていて
さらに、手の所には、十字架に打ち付けられた釘の跡があります
この手の傷ですが、
色んなキリスト教の絵画には、手の平に傷があるんですが、
この聖骸布には、手首に傷跡があります
じゃぁ!偽物!って事なんですが、
実際に人間を十字架に吊るす為には、
手首に釘を打たないとダメだそうです
手の平だと、重さで落ちてしまうそうなんですよね
しかし、それだけだとまだ偽物だと疑う人がいるんですよね
歴史的に後から作られた物だと言う人も沢山います
なので、この聖骸布をちゃんと調べてみたそうです
すると、布には人間の血が残っていて
間違いなく人間が包まれたそうです
まぁ、とは言っても
キリストじゃ無くて他の人間の血でしょう?
って人もいます(笑)
それに、聖骸布の布ですが、
色んな検査をした結果
作られたのは1200年頃の物だという検査結果も出ています
キリストが亡くなったのは、33歳で亡くなったとされているので
西暦33年位に聖骸布に包まれて無いとおかしいんですよね
でも、布の検査方法に問題がある!
って研究者も沢山います
結局、色んな検査をしたんですが、
本物なのか偽物なのか未だにハッキリしていないのが答えです(笑)
ただ、珍しく物なのは間違い無いと思いますし
観れる期間も短いので、この期間にイタリアに行く計画をしている人は
トリノの聖骸布も観光の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか?
6 件のコメント:
昔の物を、本物かどうか見極めるのは、
困難でしょうね・・・。
しかし、血の跡があるような生々しいのは・・・。
見たいような、見たくないような・・・。
とげのついた冠をかぶせられた上に処刑なんて
むごいことをしたんですね(>_<)
悪いことをしたわけじゃないのに・・
聞いただけで痛そうですね
こんばんは^^
聖書を勉強してたからわかりますよ。
頭に茨の冠をかぶせられて、
背中には鉛の玉のついた鞭で叩かれて
背中の肉も酷くえぐり取られていたそうですね。
手の傷は手のひらじゃなくて手首だったんですね?
そこのところは知りませんでした。
で、結局は本物か偽物かは解明されていないんですね。
昔の聖書は紙にではなく、羊の皮などに書かれていたので、
近年になっても発掘されていますね。
古代のものに出会うのは歴史のロマンを感じさせられますね。
心姫さん
本当にキリストの物だと2000年以上経ってますからね
それを判別しないといけないので難しいんだと思います
今回の聖骸布ですが、
本物でも無いですが、偽者でも無いって曖昧な感じになってます(笑)
血の跡といっても、2000年経っているので、
はっきりと血の跡とは分からないみたいですよ
伊達嫁子さん
当時のローマ帝国は、
キリスト教の信者が集まって反乱するのを恐れたんだと思います
その為に、キリスト教の一番偉いキリストを処刑したんだと思います
でも、さすがに十字架に磔は無いですよね
まゆみさん
十字架に人間を吊るすと、重力で下がってくるらしいです
その時に、手の平だと抜けてしまうそうなんですよね
でも、歴史的な絵画には、手の平に釘が刺さっている絵が描かれているそうです
まぁ、十字架に人間を吊るす処刑のやり方は、
キリストの時代が終わるとあまりされなくなったそうなので、
描いた画家もどうやるのか分からなかったのかもしれません
聖骸布は、本物か偽物か分かりませんが、
本物って信じた方がロマンがありますよね(笑)
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