イタリア人のノーベル賞受賞者

今年もノーベル賞の発表が行なわれました

嬉しい事に、
今年は、青色発光ダイオードの開発で
日本人の天野さんと赤崎さんが物理学賞を受賞されました

日本人のノーベル賞受賞者は、
今回の受賞で２０人になったんですかね？

一応、２００８年の南部さんと今年の中村さんは、
現在は、アメリカ国籍という事でアメリカ人の受賞に分類されるみたいです


ところで、
日本人の活躍は素晴らしいですが
イタリア人はどうなのか？
気になったので、調べてみました

すると、２０１４年１０月１０日現在
イタリアのノーベル賞受賞者は、１４名いらっしゃいました

• カミッロ・ゴルジさん　生理学・医学賞、1906年
• ジョズエ・カルドゥッチさん　文学賞、1906年
• エルネスト・テオドロ・モネータさん　平和賞、1907年
• グリエルモ・マルコーニさん　物理学賞、1909年
• グラツィア・デレッダさん　文学賞、1926年
• ルイジ・ピランデルロさん　文学賞、1934年
• エンリコ・フェルミさん　物理学賞、1938年
• ダニエル・ボベットさん（元々は、スイス生まれ）　生理学・医学賞、1957年
• サルバトーレ・クァジモドさん　文学賞、1959年
• ジュリオ・ナッタさん　化学賞、1963年
• エウジェーニオ・モンターレさん　文学賞、1975年
• カルロ・ルビアさん　物理学賞、1984年
• リータ・レーヴィ＝モンタルチーニさん　生理学・医学賞、1986年
• ダリオ・フォさん　文学賞、1997年

１４人という数字も
世界的に見ると、１０位くらいなので、
素晴らしいと思いますが、
ただ、今回、イタリアのノーベル賞受賞者を調べていると

ちょっと気になる記事を見つけました

それは、

「イタリア人が受賞するはずのノーベル賞を日本人に取られた」

という記事です

もっと詳しく調べてみると

事件というか、発端は

2008年のノーベル物理賞です

比較的新しいので

覚えている方も多いと思いますが

2008年ののノーベル賞は

三人の日本人が受賞されました

そのうち、物理学賞は

小林誠さん

益川敏英さん

の二名が受賞されました

その、物理学賞の内容なんですが、

もともとは、イタリア人の物理学者「ニコラ・カビッボ」という方が発見

そして、その発見から二人の博士が発展させたという事で

ニコラ・カビッボもノーベル賞を貰わないとおかしい！という内容です

ニコラ・カビッボが貰えなかったのに

その研究を発展させた日本人がノーベル賞を受賞したので

「日本人にノーベル賞を取られた」

ってなったみたいです

ノーベル賞の選考の基準が分からないのが

この問題を引き起こしたのかもしれませんね

確か、昨年だったと思いますが、

文学賞で、村上春樹さんの受賞する確率が高いとか言われていましたが、

結局、村上さんは受賞出来ませんでした

今年こそ村上さんが選ばれるかも？
とか噂もありましたが、
結局は、フランス人の文学者・モディアノさんが選ばれたんですよね

はっきり、選考基準が分かっていると

この人はダメで、この人はOKって分かるんですけどね

まぁ、はっきりしてしまうと、

その基準だけをクリアしようとする人が現れるので

それまた、難しい問題なんでしょうけどね（笑）

まぁ、実際に賞を受け取った人は、
ノーベル賞を目指して研究とか本を書いたりはしてないと思いますし
人の為に役立つ事を考えようって事で
結果的にノーベル賞になったんでしょうね