2017/06/29

観光客はもう十分

今日は、イタリアの話題です

イタリアと言えば
世界遺産の数も世界一で
それだけ観光名所が多くあって
もちろん、そこには観光客が大勢押せ寄せます

そんな観光名所ではある悲鳴が上がっているそうです
「観光客はもう十分!」
と言う悲鳴です(笑)

南イタリアの有名な観光地のカプリ島では
島に来るフェリーが5分間隔だそうで
その度に多くの観光客が島に降り立って
島の中心部に向かうケーブルカーは
1時間待ちの行列が出来て
島の景観が悪くなっているそうです




こちらは、個人所有のクルーザーとかだと思いますが
港が船で一杯になってますね(笑)

そこで、カプリ島の町長は
フェリーの間隔を20分に伸ばす様に求めたそうなんですが
しかし、島内の他の町長が反対していて
その実現には至ってないそうです

その他の町長っていうのは
カプリ島の町長のいとこに当たる人らしくて
身内同士の戦いになっているそうですよ(笑)

で、なぜ反対しているのかというと
島に訪れる観光客のほとんどが
日帰りの観光客で
島内でお金を使わないで帰って行くそうです

なので、いとこの町長さんは
フェリーの間隔とかとよりも
ホテルやレストラン、ショップなどで
お金を使って貰う事を考えないといけない
と言ってフェリーに関しては反対しているそうです

こんな事件と言うか問題は
イタリア中で起こっているみたいで
中部イタリアのフィレンツェでは
乗り入れる観光バスの料金を引き上げる条例を定めたそうですが
裁判所がその条例を無効とした問題もあったそうです

北イタリアのヴェネチアでは
年間1500万人の日帰り観光客が訪れて
市民や、一部の政治家からは
観光客の数の制限を求める声も上がっているそうです

同じく北イタリアの
小さな漁村が集まるチンクエテッレでは
住民の500倍に当たる250万人の観光客が訪れたので
漁村を繋ぐ風光明媚な小道に
入場制限を設けたそうです



こちらも反対の声があったそうですが
今年の6月に入場制限が設けられたそうですよ

そういえば
少し前に、ローマの噴水の問題も記事にしましたが
観光客が増えるとそのマナーも問題になるんですよね

なかなか、難しい問題で
観光客がお金を使ってくれないと
国や市、町としては成り立たないかもしれないですが
逆に景観を汚して帰ったりされると
もともと暮らしている人達が困りますからね

観光大国のイタリアの問題ですが
2020年にオリンピックが行われる
東京(日本)でも似た様な問題が起きるかもしれないですよね




6 件のコメント:

りょうちゃん さんのコメント...

京都も一時 中◯からの観光客の
マナーの酷さに閉口してましたが
今は減ってアメリカとかが多く
綺麗になったって聞いたけどね

お金を落として行ってくれても
町が汚れたりするのは嫌だな

らくこ♪ さんのコメント...

こんばんはぁー(*・ω・)

イタリアはそりゃあ観光客多いでしょー♪
楽子も真っ先に行きたい国だもん。
食べ物がさー、
超魅力的(*^^*)

万が一行く事があったら、マナー気を付ける!
いつか行けるかなぁ~
( *´艸`)

Gabriel. さんのコメント...

りょうちゃんさん
京都とかも観光客が多いですもんね
ほんと、お金を落としてくれるのは良いですが
それ以上に町の清掃に関するお金がかかったら意味が無いですもんね

Gabriel. さんのコメント...

らくこ♪さん
世界遺産の数が世界一ですもんね~
どこに行っても観光名所ですからね(笑)
せっかく行くならマナーを守って
楽しみたいですよね

蓮見 さんのコメント...

イタリアもそうなんですねぇ
私も旅先(イタリアじゃないけど)
気を付けたいと思います!!(`・ω・´)ゞビシッ

がぶさんの言うとおりですよ
東京オリンピック。めっちゃ心配。

Gabriel. さんのコメント...

蓮見さん
どこの国でも観光客が増えると
困るのはマナーなんでしょうね
その国を訪れるって事は
最低限のマナーは守ってもらいたいですよね

ほんと、東京オリンピックでは
今以上の観光客や
これまで旅行した事がないような人も訪れると思うので
マナーの点が心配ですよね