2014/04/21

ローマ創建記念日

今日、というかもう終わってしまいそうですが、
4月21日は、ローマ創建記念日らしいです
紀元前753年に王政ローマという国を
ロームルスが作った日らしいです

以前のブログ「イタリアンな日々primo」でも
似た感じの記事を書いたんですが、
secondでは初なので改めて記事にしたいと思います


紀元前753年、
ロームルスとレムスという兄弟がいました

この兄弟は、実は
神様の子供だったんですが、
神様の国にも主権争いがあるんですね

当時の神の国の王様が、
二人の兄弟の力が怖くて
地上に追放したらしいです

その追放されて、初めて地上に降りた(落ちた?)所が
現在のローマがある土地だったみたいです

当時、まだ赤ん坊だった二人は、
近くに居た狼に育てられます

育てられていた証拠?として
銅像も残ってます(笑)


Lupa Romana (トリップアドバイザー提供)

その後、ある程度大きくなると
今度は、人間の羊飼いに拾われて育てられて行きます

ある程度、大人になると
羊飼いとして暮らして行くんですが、
神の国で二人を追放した王様は、
二人がどうしているのか気になったんでしょうね
使いの者を地上に送って
どんな生活をしているのか調べさせます

ただ、この部下に調べさせた事によって
兄弟に実は神様の息子だったと言う事がバレてしまいます
ほんと、何にもしなかったらそのまま羊飼いとして一生を終えていたかもしれないんですけどね

で、その神の国の王様は、
なんと!二人の祖父も幽閉して権力を自分の物にしようとしていたんですが
それを知った二人は仲間を連れて、神の国に攻め込みます

そして、見事、王様を倒し
祖父を救い出す事に成功します

祖父は、お前たちがこの神の国を継いでくれ
ってお願いするんですが、
二人は自分達で国を1から作りたいと言って断り
また地上に降りて行きます

ちなみに、神の国は、その祖父が新しい王様になったそうです

地上に降りた二人ですが、
自分達の国を何処に創るのか喧嘩になってしまいます

結局、どちらの場所にするのか決まらないので
決闘で勝った方の場所に決める事になりました

その決闘は、兄のロームルスが勝ったんですが、
その勝負で弟を殺してしまいます

まぁ、勝負に勝ったと言う事で
兄が主張する場所に国が建てられ
名前をローマにしたそうです

結局、お兄さんのロームルスは
40年間ローマを統治して
最後は、神の国に帰って行きました

と、これがローマという国(街)が出来たお話でした

一応、別の話というか
微妙に違うバージョンもあるみたいです

ロームルスがローマの国を作ったとされていますが、
実際には、すでに街があってただ単にその街を統治しただけとか
弟を殺したのは、別の人物だったとか
最後に神の国に帰っては無く
暗殺されたのを秘密にする為に神の国に帰ったと言った
などの微妙に違う話もあります

まぁ、信じるか信じないかはあなた次第ですが、
romulus(ロームルス)という名前がローマ建国に関係しているのは間違い無いみたいです

5 件のコメント:

心姫 さんのコメント...

ローマはこの日、休みだったりするんですか?
昔々千葉県に住んでた時、
県民の日、ってのがあって、
休みだったような・・・。
子供のころの記憶なんで定かじゃないんですが。
今や脱ゆとりだからか、学校の創立記念日も、
お休みではありません・・・。

なこ さんのコメント...

面白いお話ですね。
狼と二人の赤ちゃんの像が残っているので
きっと神話からのお話でしょうね。

古代ローマの歴史は面白いですね。
フィクション・ノンフィクション 色々あるんでしょうね。

Gabriel. さんのコメント...

心姫さん
この日にローマが休みっていう話は聞いた事がないですね
ローマに限らず、町ごとの休みってイタリアでは聞いた事が無いです
まぁ、イタリアの学校はかなりのゆとり教育みたいで
午前中で学校が終わる事が多いみたいですよ

Gabriel. さんのコメント...

なこさん
古代ローマ時代は、ギリシャ神話とかと時代的に変わらない感じがしますもんね(笑)
イエス・キリストが生まれる前の話ですからね
そう考えると凄く昔の話ですよね(笑)

まゆみさん さんのコメント...

聖書の神はとても厳格な神で、
いかにも宗教的ですが、
ギリシャ神話なんかの神々はとっても人間的ですよね。
あるいは人間よりももっと品格の落ちる神もいるようです。
事実だと思って読んでいる人はいないと思いますが・・