先日、このブログでも書きましたが
イタリアの首相コンテさんが辞表を提出して
辞任しました
その時にも書いたんですが
今のイタリアの政界は
大きく分けると2つの派閥が対立していて
ヨーロッパ連合(EU)と協力して行くか?
EUから離脱するのか?
という感じで分かれています
昨年の6月にコンテさんは首相に任命されたんですが
コンテさんが首相に任命されるまでに
色んな人たちが候補に上がり
与党と野党の意見が食い違いなかなか決まらなくて
ようやくコンテさんに落ち着いたんですけどね
EU離脱派の「五つ星運動」という政党は
他の党などと連立政権を組んでいたんですが
先月、その連立が解消されてしまい
それに伴ってコンテ首相も辞表を出したんですよね
首相が辞任って事なので
もちろん、次の首相を決めないといけないんですが
コンテさんが選ばれるまでに紆余曲折あったので
今回も簡単に次の人が見つからないだろうと思ってはいましたが
EU離脱派の「五つ星運動」が
今度は「民主党」と連合を組んで政権を担う事になりました
そこで、「五つ星運動」が擁立した
コンテさんが改めて首相を勤める事になりました
まぁ、首相が居ない時期がずっと続くよりは
すぐに次の首相というかそのままですが(笑)
新しく決まった事は良かったと思います
だだし、今回の「五つ星運動」と「民主党」の連立政権ですが
かなり問題があります
「五つ星運動」は先ほども書いた通り
EU離脱派なんですが
「民主党」はEUと協調路線を引いています
もちろん、イタリア国内の景気の回復など
他にも問題は山積みなんですが
この辺りの政治に関するズレがこの後どうなって行くのかが心配ですね
2 件のコメント:
迷走してますね~。
まぁ、首相がいない時期が続かなかっただけ、
よかったと思うべきなのかもしれませんね~。
心姫さん
確かに、首相がいないと
重要な案件なども協議が進まないので
再任と言えすぐに決まった事は良かったかもしれませんね
ただ、考え方が違う党同士が連立を組んだので
これからかなり揉める国会になりそうです
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