2017/01/24

イタリア発祥(バイオリン)

イタリア発祥の物を紹介するコーナーですが
今回は皆さんご存知の「バイオリン」です

バイオリンの起源は
中東だと云われているそうなんですが
現在の形になったのはイタリア発祥だそうです

今の形になる前は
丸とか細長い形をしていたそうですが
現在の真ん中が凹んだ様な形になったのは
16世紀初頭だそうです


バイオリンの初期の製作者として有名なのは
北イタリアのブレーシャ出身の
ガスパーロ・ディ・ベルトロッティ

そして
同じく北イタリアのクレモナ出身の
アンドレア・アマティだそうです

特に、
クレモナで作られたバイオリンは
現在でも最高級品として知られてますね

ジブリ映画の「耳をすませば」では
ヒロインの片想いの男の子が
クレモナにバイオリン修行に行く場面がありますね

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そんな、日本からもバイオリン作りの修行に行く人が多い
クレモナの工房を世界的に有名にしたのが
アントニオ・ストラディバリです

16世紀後半に活躍した方で
彼が作ったバイオリンは
現在では数億円単位で取引される
めちゃくちゃ凄いバイオリンになってます(笑)

ちなみに、
アントニオ・ストラディバリですが
バイオリンの他にも
ギターとかヴィオラ、チェロとかも製作していたそうですよ

ウィキペディアで調べていると
面白いというか少し残念な事も書いてありました

ストラディバリが有名にした
クレモナの工房ですが
なんと!
一時期、バイオリンの工房が無くなってしまった事があったそうです

理由は様々あって
ストラディバリの正式な後継者が居なかった事

家族がストラディバリの仕事道具を
”クレモナ以外で使用する”という条件で売った事

地元の貴族や有力者などが
楽器職人が力(権力やお金)を持つ事を嫌った為に
クレモナから追い出した

などの事があって
一時期、クレモナのバイオリン作りは衰退したそうです

ただ、現在は
元通りのバイオリンの町として有名ですし
バイオリン工房も数件あります

でも、ストラディバリが作ったというか
バイオリン作りに関する技術は失われてしまったらしいです
なので、数百年経った今でも
ストラディバリのバイオリンは高価なのかもしれないですね

ストラディバリの技術は失われてしまいましたが
現在は、その技術を復活させようと
多くの方がクレモナでバイオリン作りに励んでいるそうですよ~(笑)

ストラディバリのバイオリンですが
18世紀の法律で
「アントニウス・ストラディバリウス・クレモネンシス」(ラテン語)
ってラベルが貼られているそうです
ここから、彼が作ったバイオリンは
通称「ストラディバリウス」って呼ばれています

まぁ、買う人はなかなか居ないと思いますが
買う際には、このラベルを注意して見てくださいね(笑)

以上、
バイオリンとストラディバリに関する記事でした


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日本赤十字社では
中部イタリア地震に対する募金は終わったみたいですが
引き続き、イタリアの赤十字社では募金が続いています

クレジットカードや電子マネーを使わないといけないし
説明が英語で書かれていますが
もし、募金をしたいと思った方は
こちらのサイトから募金してください

イタリア赤十字

2 件のコメント:

小町 さんのコメント...

ストラディバリは有名ですね。
これもイタリア発祥だったなんて、イタリアはいろんな分野で
すごいものがいっぱいあるんですね。
「耳をすませば」は見たはずなんですが、全然記憶にないんです。
娘が「お母さんと一緒に見たから見たら絶対思い出すはずやで」って言ってましたが
本当に全然覚えてなくて、またAmazonで中古のDVDでも買ってみようかな?

Gabriel. さんのコメント...

小町さん
調べれば調べるほど、昔のイタリアって凄いですよね~
まだまだ、いっぱいイタリア発祥のものってあるみたいですよ(笑)

ジブリ映画ってトトロとかナウシカとか
ファンタジーの映画が多いですが
耳をすませばは日常を描いた作品なので
あまり記憶には残りにくいのかもしれないですね(笑)