2015/08/30

チーズの聖人(サン・ルーチョ)

さて、今日は
この前書いていたお話の中に登場した
チーズの聖人(サン・ルーチョ)さんを紹介したいと思います

この前書いていたお話はこちら
ガブリエルの冒険(ミラノ万博)

一応、お話の舞台をミラノ万博にしたので
万博のテーマと同じ「食」に関する聖人を探したんですが
そんな方は居ないみたいで
どうしようかなぁ〜って思っている所に
チーズの聖人が居るって事が判明しました(笑)

多分、聖人なので実際に存在された方なんでしょうが、
調べてみてもそんなに詳しい説明って無いんですよね

まぁ、チーズの聖人って事で
チーズ職人の間ではかなり有名で
チーズ工房の中に神棚?を作って
祀っている所もあるらしいです

さて、このサン・ルーチョさんですが
お話の中でも出て来た
コモ湖周辺で羊飼いをしていたそうです

羊飼いと言っても雇われて働いている
一つの会社の従業員って立場だったみたいですが……

このサン・ルーチョさんは
心優しい、とっても親切な人で
貧しい人を見かけると
チーズを施してあげていたそうです

わぁ〜、本当に優しい素敵な人だなぁ〜
ってなる所なんですが……

この与えていたチーズは
売り物で、雇い主の許可を得ずに与えていたそうです

それを知った雇い主は怒ってしまい
サン・ルーチョを解雇してしまいました

解雇した罰を受けたのか
その雇い主の牧草地は枯れてしまい
羊も徐々に少なくなっていったそうです

正直、この雇い主さんはかわいそうですよね
従業員に売り物を無料で配られて
挙句の果てに羊も居なくなるって……

所で、仕事をクビになったサン・ルーチョさんは
今度は別の雇い主の元で働きます

で、ここからサン・ルーチョさんの奇跡が始まります

なぜか、新しく働き出した所では
羊の数が増えて行って
もちろん、その乳で作るチーズの数も増えて行きました

羊もチーズも増えて
サン・ルーチョさんは凄い!ってなる所なんですが……
……
……
サン・ルーチョさんをクビにした元の雇い主がそれを知って激怒してしまい
サン・ルーチョさんを呼び出して
殺してしまいます

これで、サン・ルーチョさんの奇跡は終わりか!
と思われましたが
なんと!
サン・ルーチョさんが倒れた場所から
湧き水が現れます

その水には、病気を治す効果があったそうです
そうやって、サン・ルーチョさんはまた奇跡を起こすのでした

そして!
6月12日のサン・ルーチョの日には
湖の水が真っ赤に染まるという奇跡も起こるらしいです

以上が、チーズの聖人(サン・ルーチョ)さんの伝説です


う~ん?
どうですか?
確かに、奇跡を起こした事は凄い事なんですが
雇い主に隠れてチーズを配るっていうのはダメな気もしますよね

元の雇い主さんの気持ちも分かる気がしますが
恨みがあっても殺すまで行ったダメだし
色々と考えさせられる逸話ですよね

最後の湖の水が赤く染まるって話ですが、
これは、プランクトンが関係しているって説もあるみたいですよ

もし、また変わった聖人の伝説とかあれば
紹介したいと思います



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