2016/04/18

イタリア偉人伝(ダ・ヴィンチ)その2

今日は、昨日のレオナルド・ダ・ヴィンチに続きです

昨日は、ダ・ヴィンチの絵画に関する紹介でしたが
ダ・ヴィンチが天才と呼ばれる訳は
絵画以外にもあります
それは、多くの発明品です

ダ・ヴィンチは手帳に沢山の発明品のメモを残しています
なんと、その中には
ヘリコプター
飛行機
戦車
など、当時では考えられない発明品が多かったみたいです



これは、ヘリコプターですね
さらに、こちらは飛行機のデッサンです


このメモだと骨組みだけで分かりずらいですが
ダ・ヴィンチの生まれ故郷のトスカーナ州のヴィンチ村には
ダ・ヴィンチ博物館があって
そこには、メモを忠実に再現した発明品があります
このヘリコプターと飛行機の模型も作って置いてあるそうですが
さすがに、ヘリコプターとか飛行機は実用は難しいみたいです(笑)

変わった物でいうと
「自動肉焼き機」も考えていたそうですよ
肉焼き機って言っても
丸焼きをする機械で
肉を焼く時に焦げない様に常に回しながら焼かないといけないんですが
上の煙突の部分に羽根を付けて
それを肉を回す部分に連動させて
火の上昇気流で羽根を回して肉を焼くって仕組みだったらしいです

ただ、これも失敗らしくて
火の熱で羽根まで焼けてしまったそうですよ(笑)

他にも、水上を歩く為の靴
などもメモに書いてあったそうです

なんだ!
発明しても実用的じゃ無いなら意味が無いじゃん!
って思いますよね
安心してください!
実用化されて現在まで残っている発明品もあるんです

それは!
ミラノにある運河です(笑)

運河が発明品って言うとちょっと違う感じもしますが
物資などを運ぶためにミラノに運河を設計したのがダ・ヴィンチだそうです

当時のミラノ公爵「スフォルツァ公」に呼ばれて
街づくりの設計に携わったそうです

他にも敵の侵入を防ぐ為の要塞造りなども
ダ・ヴィンチは設計したみたいです

こんな感じで
役に立つ発明もあれば
なんだコレ?って発明もあったみたいですね(笑)

でも、当時では想像も出来ない様な物を考えて
ある程度、形に出来るって凄いですよね
改めて、ダ・ヴィンチの凄さが分かると思います

そんなダ・ヴィンチですが
亡くなったのは1519年5月2日です
これだけイタリアで活躍したダ・ヴィンチですが
亡くなった当時に住んでいたのは
フランスのフランソワ1世の邸宅だったそうです

これは、フランソワ1世がダ・ヴィンチの能力に惚れて
自分の近くに置いて置きたかったからだそうです

フランソワ1世は
ダ・ヴィンチが亡くなった後に

かつてこの世界にレオナルドほど優れた人物がいただろうか
絵画、彫刻、建築のみならず
レオナルドはこの上なく傑出した哲学者であった」
とたたえているそうです

最後にダ・ヴィンチに関するクイズです
ダ・ヴィンチは発明品も多かったですが
前回紹介したように
モナリザや最後の晩餐など
やっぱり絵画の方が評価されている人物です

そんな、ダ・ヴィンチの絵画に関するクイズです
67年間の生涯でダ・ヴィンチは幾つの絵を描いたでしょうか?

ここでいう絵画は
きちんと完成させた絵の事を言ってます
上で紹介した
手帳に書いたメモとか加えると膨大な数になってしまいますからね(笑)

さぁ!分かりましたか?

正解は!


15点ほどだそうです(笑)

67年も生きていて
画家ってイメージが強いダ・ヴィンチですが
最後まで絵を完成させる事は少なかったみたいです

下書きとか、途中まで描いているとかはあるみたいなんですけどね~
完璧主義者だったそうなので
途中で失敗とかしたら嫌になったのかもしれないですね(笑)

それとも、次から次に新しい事に挑戦したくて
絵を完成させる前に次の絵に取り掛かってしまったのかもしれないです(笑)

ただし、これは2016年4月現在の事です
ダ・ヴィンチの作品は
新たな発見もあるみたいなので
もしかすると、これから作品が増えていく可能性もあります

以上、
レオナルド・ダ・ヴィンチの紹介でしたが
正直、まだまだ紹介したりない事もあるので
もしかしたら、また記事にするかもしれないですが
とりあえず、今回はこれでおしまいです

興味が出てきた人は、
ネットとか本でも調べてみてくださいね(笑)

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4 件のコメント:

小町 さんのコメント...

ダ・ヴィンチは発明家でもあったんですね。
ミラノの運河はダ・ヴィンチの設計の元に作られたんですね。
やはり天才と呼ばれる所以ですね。

クイズの正解にはちょっと驚きですが
やはり自分が納得できない作品を世に送り出すのは
プライドが許さなかったのかもしれないですね。

描いていて、途中で失敗して嫌になってしまうことは私もよくあることです。
なんだかわかるな~、ダ・ヴィンチさんの完璧主義・・
なんて言って、天才と凡人を一緒にしちゃいけませんね~汗

追伸。
マグダラのマリアは長い間、娼婦として解釈されていましたが
数年前にはそれをローマ法王によって、娼婦とは別の人物という変更がなされました。
千数百年を超えて、彼女は名誉を回復しました。

それなのに、先日のカラバッジョの番組のなかで
いまだに娼婦として扱われていることがちょっとショックでした・・

小町 さんのコメント...

再びです♪
小町は今日は、とってもセンチメンタルな気分になって
久々にリガブーエ様の歌に癒されているところです。

やっぱり素敵です。
歌われている歌の歌詞は全く分からないのですが
メロディーと歌声が、心をじんわりと癒してくれます。

次に日本でライブがあったら、ぜひとも行きたいものです。

Gabriel. さんのコメント...

小町さん
沢山の絵を描いている感じですが
完成させたのは15点って少なく感じますよね
天才でも納得しないと完成させないって部分は
人間臭さがあって親近感が湧きますね(笑)

カラバッジョのテレビは自分も見ました
確かに、マグダラのマリアは以前は娼婦って言われてましたね
カラバッジョが絵を描いた当時もそう言われていたので
多少、仕方がない部分はあると思います
でも、テレビなので訂正というか注釈を入れて欲しかったですね

Gabriel. さんのコメント...

小町さん
今年も来てくれると良いですけどね
前回は確か10月頃でしたっけ?
ツアーの日程などはHPに出るので
時々チェックしないといけないですね