2013/10/07

怪盗Rさん・イタリアジェラート編

今日は、怪盗Rさんのイタリア編の続編です
本当は、前回に流行語を詰めすぎて
ネタが無くなっていたんですが、
原案者の勘太さんから
アイデアを搾り出してでも書いてくださいって意見があったので
なんとか、搾り出しました(笑)

と、いう事で
今回は、イタリアンジェラートを題目にしたお話です
それでは、どうぞ!


この作品はフィクションです。
実在の人物、団体、事件などにはいっさい
関係ありません

今日も、怪盗R一味はイタリア観光中です

今日は、女性達が中心になって
ショッピングをしているみたいです

「Rさん、沢山買いましたね
でも、日本で買うより安いのでお得ですよね
だから、ついつい買ってしまうんですよね
しかし、ずっと歩きっぱなしで疲れましたね
Rさん、ジェラートでも食べながら休憩しましょうよ」

「ジェラート!
良いわね
ちょうど、この先にジェラテリアがあるから行きましょう」

「わぁ~!
色んな種類があって悩みますね
Rさん
ここは、わたしがお金を出しますから、
好きなジェラートを選んでくださいね
他のみんなも遠慮しないで選んで!」

「じゃぁ
わたしはオレンジ」

「僕は、チョコレート」

「わたしは、ピスタチオにしよ~っと
Rさんは何にします?
何でも美味しそうですよ」

「それじゃぁ
この、シチリアレモン味にしよ~っと
おじさん、これちょうだい」

「あ~っ
ごめんね
シチリアレモン味が売り切れてしまったんだよ」

「え~っ!
そんなぁ~」

「残念でしたねRさん
でも、他の味も美味しそうですよ」

「嫌よ!
わたしはシチリアレモン味が食べたいの
どうにかならないの?」

「そんな事言われてもなぁ~
そうだ!
シチリアレモンを持って来てくれたら
レモン味のジェラートを作ってあげるよ」

「ほんと、おじさん!
それじゃ、シチリアレモンを探しに行くわよ~!」

「って!
何処に行くんですか?Rさん
シチリアなんて行けませんよ!」

「確かに、そうよね
でも、私はどうしてもシチリアレモンが食べたいの!」

「ちょっと、お嬢さんがた
シチリアまで行かなくても
お店で仕入れている所に行って持って来てくれればいいから」

「なぁ~んだ
そういう事か!
だったら、簡単じゃない
早速行きましょう!」

Rさん達は、ジェラテリアが仕入れを行なっている
お店にやってきました

「ココが、仕入れをしているCantare商店ってお店ね」

「すいません
シチリアレモンが欲しいんですけど?」

「ハイ、ハイ
シチリアレモンね
・・・
・・・
あれっ?
あれっ?
無いなぁ~
ここにあったはずだけどなぁ~
あれっ?
お~い
シチリアレモンって何処にやったかなぁ~」

「店長!
シチリアレモンは、在庫切れって言ったじゃないですか!」

「あれっ?
そうだっけ?
あれっ?おかしいなぁ~
ゴメンね
シチリアレモンは無いみたい」

「え~っ!
それじゃ、シチリアレモンって手に入らないの~」

「今度の入荷は、来週になっちゃうから
ちょっと、無理だね」

「どうしますRさん?
もう、諦めましょうよ!」

「嫌よ
どうしても食べたいの!
でも、さっきからレモンの香りがするけど
この香りは何処から匂ってくるのかしら?」

「あっ!
Rさん、
あそこにレモンをくわえた猫ちゃんがいますよ」

「ほんと、みんなあの猫ちゃんの後をつけるのよ
もしかすると、レモンが見つかるかもしれないわよ」

「あっ
猫ちゃんを追いかける前に
ぼく、ここのおじさんに聞きたい事があるんですけど」

「なんだい?」

「ここのお店の名前って
Cantare商店って言うんですよね」

「そうだよ
カンターレ商店って名前だけど何か?」

「店長さんの
勘太さんがいつも、あれっ?って言っているから
勘太あれっ?商店なんですか?」

「ガブ!
何を言っているの!
Cantareカンターレって、イタリア語で
歌うって意味なのよ!」

「そうなんですか
おじさんごめんなさい」

「馬鹿な事言ってないで
猫ちゃんの後を付いていくわよ」

Rさん一味が猫の後を追いかけて行くと
小さな小道に入って行きました

その先には、なんと、
レモンが沢山なっているレモンの木を発見しました

「Rさん!
見つけましたよ
でも、これだと、ローマにはえている、普通のレモンですよね
ちょっと、そこのおばさんに話を聞いてみますね」

「ああ
そのレモンの木は、間違いなくシチリアのレモンの木だよ
ここに住んでいるおじいさんが
シチリアの生まれで
わざわざ、シチリアから取り寄せて植えたそうだよ」

「Rさん
これで、ジェラートが食べれますよ
早速、レモンをいただいて行きましょう!」

「まだダメよ
怪盗Rは、必ず予告状を出してから盗むのよ」

「え~っ
そんな事言っている暇ないですよ
ここは、日本じゃなくてイタリアなんですよ
それじゃ、今から予告状じゃなくて
お家の人に盗みますって言って来ますね
それだと、無断で盗んだ事にはなりませんよね」

「それならいいかもね
早速、ここの家の人に予告しましょう!」

「ごめんください
怪盗R一味です!」

「は~い
何ですか?」

「表にはえているレモンを貰って行きたいんですが?」

「ああ
レモンね
どんどん持って行ってくださいな」

「えっ?
持って行っていいんですか?」

「もちろん、良いですよ
おじいさんと私の2人暮らしですからね
そんなに沢山は食べれないんですよ
それに、もう時期も終りに近づいていて、
そのままほっておいても腐るだけですからね」

「じゃぁ
Rさん、お言葉に甘えてもらって行きましょうよ
あれっ?
そういえば、猫ちゃんは何処に行っちゃったんですかね?
あばあさんの家に猫ちゃんがいるんですか?」

「猫?
うちは猫は飼ってないけどねぇ~」

「いったい、あの猫ちゃんは何だったんでしょうね?」

「きっと、
レモンが無くて困っているって話を聞いて
僕達を助けてくれたのかもね」

「凄く、頭の良い猫ちゃんだったのね
感謝しないといけませんね」

「そうね
その猫ちゃんのおかげでレモンを手に入れられたもんね
さぁ、猫ちゃんに感謝しながら、
ジェラテリアに戻るわよ」



無事にシチリアレモンを手に入れた
Rさんは、ジェラテリアに戻り、
シチリアレモンのジェラートを無事に作ってもらう事が出来ました

「さぁ、出来たよ
これが、この店自慢の
シチリアレモン味だよ
今回は、わざわざ取って来てくれたから、
お店からサービスしちゃうからね
他の人たちもドンドン食べてね」

「良かったですねRさん
せっかく、イタリアでジェラートだから、
スペイン広場で食べましょうよ」

「いいわね
みんなで、スペイン広場で食べましょう!」


みんなでスペイン広場に行って
ジェラートを食べる怪盗Rさん一味でした

しかし、捕まえ隊が大きな声を上げながらやってきました

「こら~!
怪盗R一味!」

「何?
今回は、私たち、なんにも悪い事してないじゃない
むしろ、お店の為に良い事をしたのに」

「こら~!
スペイン広場での飲食は禁止だぞ~!」

「あ~っ
そういう事か~
よ~し、みんな逃げるわよ~」

「は~~い!」

おわり


8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

上手く話をまとめたわね
怪盗ガブ

シチリアレモンも食べれたし
まんぞくまんぞく^_−☆

怪盗R

しばいつん さんのコメント...

こんばんは。
どっかで聞いたような名前がたくさん出てますね。
猫ちゃんは殿君かな。
レモン盗むんかと思ったら、もらったんだね。

Gabriel. さんのコメント...

またまた、怪盗Rさんからのコメントだ~!
今回は、勘太さんに無理矢理書かされたので大変でした(笑)

Gabriel. さんのコメント...

しばいつんさん
そうなんです、猫ちゃんは、偶然イタリアに居た殿君だったんです(笑)
たまには、盗まない怪盗Rさんも良いですよね(笑)

yume さんのコメント...

こんにちは~♪
カンターレ=勘太あれっ?商店とはv(*・∀・*)ピース
..殿君の登場にも(@_@)

Rさん、シチリアレモンのジェラート、食べれて\(^o^)/ですねッ☆

読みやすくて、楽しい物語が次々と...また、楽しみにしてますよ(笑

Gabriel. さんのコメント...

yumeさん
もう、イタリア編はネタが無くて辛いです(笑)
でも、他のネタを考えて続きを書きますね

ランスロット さんのコメント...

おはようございます。

今回も面白かったですね。
レモンを加えた猫とは、また、ネタがいい感じですね。
あれは、殿君だったのかな?

勘太商店も、まさかの登場ですか。
ジェラートネタも良かったです。

怪盗Rは、結構わがままな一面があるのですね。(-^口^-)

Gabriel. さんのコメント...

ランスロットさん
そうですよ
猫ちゃんは、殿君をモデルに書いてます
ほんと、Rさんのわがままには困ったものですよね
あっ!こんな事いうと、Rさんに怒られる(笑)