2017/10/10

小さな自治体過疎化防止法案

先月、9月29日にイタリアでとある法案が可決されました
その法案とは
「小さな自治体過疎化防止法案」です

法案の内容ですが、
名前の通りで
地方の小さな自治体の過疎化を防ぐ為の法案です

イタリアには多くの集落があるんですが
その多くは人口が少なくて過疎化が進んでいます

集落は、石造りの町がほとんどで
数百年の歴史があって
なかなか、新しい建物を建てるのが難しく
大きな病院や幹線道路を造るのが難しく
若者離れが進んでいるそうです

まぁ、この辺りは日本と似た様な状況かもしれないですね


イタリアの自治体協会によると
イタリア国内で5000人以下の自治体は
自治体全体の約70%になっているそうです

で、そんな中で可決されたのが今回の法案でした

詳しい内容ですが
サイクリングロードの設置と建設
歴史的地区の保全と修復
企業の誘致
高速インターネットの整備
新聞や雑誌の販売拠点の増加
農産物の販売拠点(道の駅)の増加と促進
文化的イベントの実施
公共交通機関の確保
多目的ホール、文化施設の建設

この中でも特に力を入れるとされているのが
サイクリングロードの設置と建設です

なんと!
このサイクリングロード設置ですが
5400万ユーロ(約70億円)の予算が組まれています

ちなみに、
そのほかの予算ですが
合計で2500万ユーロ(約32億円)って事なので
どれだけ力を入れているか分かりますね

実は、一部の自治体で
サイクリングロードを設置して
サイクリングのイベントなどを行なった結果
人口の増加に繋がったそうです

サイクリングで何で?
って思われるかもしれないですが
大会のコースの誘導看板を設置して
いつでも自転車で走れる様にしたそうです

すると、サイクリングをする人達が利用する
レストランやホテル、ショップなどが増えて
就職先が増えた事で
結果的に若者が増加したそうです

自分もイタリアで生活していた時は
自転車に乗っていましたが
自然が多い地域を走っていると気持ちが良いんですよね

ヨーロッパは特にサイクリングする人達も多いので
道が整備されて走る危険性が減れば
イタリア以外の国からも観光客がやって来るかもしれないですからね


まぁ、あくまで一例なので
そのまま他の地域でも成功するか分かりませんが
地方の小さな自治体が活気付くのは良い事ですよね

しかし、日本では選挙が始まりましたが
こんな感じで地方の自治体を元気にする法案とか提案してくれると
選挙に行って投票したいな!って思うんですけどね(笑)


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