2014/11/11

国立エノテカ

昨日の記事で
シエナの事を書いたんですが
その記事で書き忘れというか、
写真載せようと思っていたのに
忘れていた物がありました

シエナの国立エノテカに行った時に貰って来た物です


それが、こちらの「ワインの説明書」みたいな物です(笑)

日本語で書かれていますが、
ちゃんとイタリアで貰って来た物ですよ(笑)

さすが、イタリアの国立機関ですね
イタリア語はもちろん
日本語以外の他の言語で翻訳した物もありました

無料で貰えるので、
今、考えるとイタリア語版も貰って来たら記念になったのに
って思ってます

内容も充実していて
イタリア国内の全部の地域のワインの事が書かれています


ワイングラスの説明から


地方毎に分けて
ぶどう品種の事など詳しく説明が書いてあります

なんと、最終ページは
305ページという凄い厚さの本です



物凄く詳しく書いてあるんですが、
本当はこの本に載ってるのは
イタリアワインの中でも一部なんですよ(笑)

この本に載ってるのは
DOCG
DOC
のワインが中心に載ってます

このDOなんちゃら(笑)は
簡単に言うと
国が作り方を決めているワインになります

まぁ、国が決めていると言っても
使っているぶどう品種の種類とか
熟成させる期間が最低何年とか
そこまで厳しくは無いです

名前が長いDOCGの方が厳しく基準になっていて
DOCは、まぁある程度の基準に達してますよ
って事になってます

ただ、この基準に当てはまらないワインはダメなのか?
って事なんですが、
全然そんな事は無くて
最近では、この基準に当てはまるのは嫌という生産者もいて
逆に、当てはまらない方のワインが美味しかったりします

例えば
ワインを作っていて一つのぶどう品種より
色んなぶどう品種も使って混ぜた方が美味しいワインが出来る
ってなった時に
色んなぶどう品種を使ってしまうと
国の基準に当てはまらなくなるんですよね

そんな訳で
この本に書いて無いワインもあるんですが、
でも、イタリアワインの基本みたいな事は分かるので
読んでいると面白いですよ

イタリアのシエナ、国立エノテカに行った際には
無料なので貰って来ると色々勉強になりますよ

ただ、貰う時には、
国立エノテカの中に入らないといけないので
ちゃんと入場料は要りますからね(笑)

それに、自分が貰ってから
数年が経っているので
もしかすると本にも料金が発生する可能性もあります
その時はごめんなさい(笑)

あと、イタリア国立エノテカのHPがあったので、
そちらのリンクも貼り付けて置きますね

ただ、HPはイタリア語と英語のみみたいです(笑)



4 件のコメント:

伊達家 さんのコメント...

イタリアで貰ってきたものなのに日本語に
翻訳されてる?なんて観光客にも
イタリア語勉強中のひとにも
ありがたいですよね(^^)
私なんてワインのこともイタリア語も
ちんぷんかんぷんなので持ってたら
すごく分かりやすそうです。

Gabriel. さんのコメント...

伊達嫁子さん
ほんと、日本語版が置いてあるって嬉しいですよね
これを読むと、イタリアワインの基礎はある程度理解出来ると思います
無料でこれだけのボリュームがあるっていうのは凄いと思います

まゆみさん さんのコメント...

無料でいろんな言語に翻訳された本が手に入るなんて
素晴らしいですね。

ぺらっぺらのパンフレットならわかりますが
305ページの分厚い本だなんて、
すごい記念になりましたね。

イタリア語のも貰っておけばよかったですね、
残念。

ワイン好きな人ならきっと欲しがるでしょうね。

Gabriel. さんのコメント...

まゆみさん
305ページって凄いですよね
このまま本屋に売っていても、
1000円以上はしてもおかしく無いですもんね
しかも、色んな言語に翻訳してあるっていうのは凄いです
さすが、イタリア政府!やる時はやりますね(笑)