2016/03/11

イタリア偉人伝(ダンテ・アリギエーリ)

さて、今日はイタリアの偉人
ダンテ・アリギエーリについて書きたいと思います

何で急に「ダンテ」を紹介するのかというと
昨日紹介した小説インフェルノが
ダンテ・アリギエーリの謎に由来しているからです

ところで、みなさん
ダンテって人は何をした方かご存知ですか?

そうです!
「神曲」って本を書かれた方なんです

でも、自分の知識はそれくらいなんですよね〜
神曲を書いたけど、それ以外は?
ところで、神曲ってどんな内容なの?
ってレベルなんです

なので、
今回は、ダンテ・アリギエーリについて
自分の知識を広める為にも紹介したいと思います

本名は
Durante Alighieri(ドゥランテ・アリギエーリ)と言って
Dante(ダンテ)はドゥランテを短縮した名前だそうです

ダンテは
1265年にフィレンツェで生まれます
父親は金融業をしていた小貴族だったそうです

祖先には
第二回十字軍として戦い、戦死した
カッチャグイーダって人もいたらしいです

幼い頃に
ラテン語や哲学を学んだと思われますが
どこの誰に習ったのか
その辺りは謎のままみたいです

その後、ボローニャ大学に進学して
哲学、法律学、天文学などを学んだそうです



こちらは、
フィレンツェのサンタクローチェ教会前の
ダンテの銅像です

ちょっと分かりずらいので
もう一枚



こちらは、正面を向いてますが
別の銅像です
こちらは少し歳を取った感じですね
この銅像は北イタリアのヴェローナにあります

さて、ボローニャ大学を卒業した頃なのか分かりませんが
若い頃にダンテの最初の詩文集「新生」を発行します
この新生の内容は
9歳の時にお祭りで出会った
ベアトリーチェという女性について書かれています

この時にダンテは
「魂を奪われるかのような感動を覚えた」
って書いてます

この時は、これで終わりですが
9年後にダンテとベアトリーチェは
橋のたもとですれ違います

すれ違っただけで
一言も会話は無かったんですが
それから、
ダンテは寝ても覚めてもベアトリーチェの事ばかり考えていたそうです

しかし、この恋心を周りに知られたくない為に
別の女性二人に詩を送ったりしました

この行動がダンテの運命を変えてしまいます
女性二人に詩を送っているという事で
ダンテの周りには色々な噂が流れます

要するに
いろんな女性に手を出す色男
ゲスの極み!って思われたんでしょうね

その噂がベアトリーチェの耳にも入り
ベアトリーチェは挨拶も拒む様になってしまったそうです

失意の底に沈むダンテは
1285年頃に許嫁だった女性と結婚しました

一方のベアトリーチェですが
こちらもある男性と結婚して
子供も生み、幸せな生活を送っていたんですが
1290年に24歳の若さで病死してしまいます

それを知ったダンテは
半狂乱に陥ってしまったそうです

しばらくは、
昔の哲学書を読んだりして過ごしていたそうですが
生涯をかけて
ベアトリーチェを詩の中に歌っていく事を決め
自分の人生をまとめた
神曲の完成に繋がったそうです

神曲の中で
ベアトリーチェは
主人公のダンテを助ける
永遠の淑女として描かれているそうです

ダンテは1300年頃に
フィレンツェの街を追放されています

これは、この頃
ローマ教皇の勢力と
神聖ローマ帝国の勢力がぶつかり合ってました

その時に起こった
フィレンツェの内乱で
反逆罪に訴えられて
フィレンツェを永久追放になってます

その後、ダンテはフィレンツェに戻る事が無く
北イタリアを転々とします

1318年には
安住の地をラベンナという街に見出して
子供達を呼んで暮らしていたそうですが
1321年にヴェネチアに外交使節として向かう歳に
マラリアにかかり病死してしまったそうです

ダンテの墓は
晩年を過ごしたラベンナにありますが
フィレンツェはダンテの遺骨の返還を求めているみたいですが
その願いは未だに叶えられていません

以上がダンテ・アリギエーリの生涯なんですが
ほぼ、ベアトリーチェの為に過ごしたと書いても間違いないですね

9歳の時に出会ったベアトリーチェを
ずっと忘れずに過ごしたってとっても素敵な事なんですが

でも、ちょっと待ってください!

ベアトリーチェは結婚しましたが
ダンテも結婚しているんですよね
親が決めた許嫁なので
本当に好きだっだって訳では無いでしょうが
子供もいるみたいだし
お互いにとっても
初恋の事は忘れて新たな人生を歩むのが良かったんじゃないのかな?
って気がしました

ベアトリーチェが若くして亡くなったのは
気の毒な話なんですが
それで、ダンテが半狂乱って……
それなら、許嫁との結婚も断って
独身を貫けば良かったんじゃないのかな?

まぁ、ベアトリーチェとの出会いから始まって
いろんな出来事が起きなければ
イタリアの最大古典文学と呼ばれる
神曲は誕生しなかったので
ある意味、これで良かったのかな?
って感じもしますが
どこか釈然としない気持ちになりました

そんなダンテが書いた神曲ですが
もちろん、日本語版も発行されています

地獄編、煉獄編、天国編の三部作で構成されています
興味がある方はいかがですか?

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6 件のコメント:

  1. まゆみさん2016年3月12日 9:25

    ダンテと言えば「神曲」ですが、音楽のことだと思っていました。
    文学だったんですね(汗
    ベアトリーチェへの恋心を隠すためにほかの女性にって
    ダメよ~、ダメダメ!!

    どうしてベアトリーチェ自身に恋心を打ち明けなかったのかしら?
    もしかしたら二人は結ばれていたかもしれないのに・・

    ベアトリーチェとの恋心で生まれた作品が最高の古典文学になったということは
    ダンテの恋心の大きさを物語っているのでしょうね。

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    返信
    1. まゆみさん
      「曲」って言葉が入っているので
      音楽みたいな感じがしますよね(笑)
      あまりにも好き過ぎて
      恋心を告白できなかったんでしょうね
      その気持ちは分かりますが、
      ただ、別の女性に詩を贈ったりはダメですよね

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  2. 結婚された奥様もお気の毒ですよね。
    まぁ、相手の方も親が決めた許嫁とかなら、
    愛はそれほどなかったのかもしれませんけど・・・。
    でも半狂乱になられたら、正直迷惑ですよね~。

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    返信
    1. 心姫さん
      半狂乱になるくらい好きだったら
      他の人との結婚もやめておいたら良かったんですけどね
      奥さんも気の毒ですが
      ベアトリーチェの旦那さんも
      なんだ!こいつは!って感じでしょうね

      削除
  3. ひたむきな初恋から、9年後の再会へ..
    ダンテの心には一生ベアトリーチェへの思いが!情熱的ですね☆

    親が決めた許嫁、当時では仕方なかったのでしょうが
    ホント、断ればよかったのに...
    ダンテのひたむきな思いが神曲で綴られ、ベアトリーチェも幸せですね。

    まさか、この流れでゲスの極みの名前が出てくるとは(笑

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    1. yumeさん
      初恋は結ばれないって言いますが
      なんか、悲しい結末ですよね
      ほんと、神曲の中では素敵な思い出として描かれているみたいなので
      ベアトリーチェは幸せなのかもしれないですね

      今、流行の「ゲスの極み」の言葉も入れてみました(笑)

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