2018/08/22

世界遺産、20世紀の工業都市

2018年の世界遺産ですが
イタリアの都市が選ばれました(笑)

今回新しく選ばれたのは
20世紀の工業都市って事で
Ivrea(イブレア・イヴレーア)の街です

もしかしたら名前は聞いた事がないかもしれませんが
イブレアの街はテレビなどで見た事がある方はいるかもしれません
何故かと言うと
有名な「オレンジ投げ祭り」の舞台だからです(笑)

硬いオレンジを投げ合って
毎年怪我人も出るという
荒々しいお祭りですね(笑)

ただ、今回はそのお祭りとは関係ありません

20世紀の工業都市って事で
最近?の新しい街並みが登録されました

ところで、イブレアの街ですが
場所はコチラです



ちょっと分かりづらいかもしれませんが
かなり北に位置していて
州はピエモンテ州ですが
すぐ隣はアオスタ州です

イブレアの街は
1930年から1960年にかけて
一流の都市計画家や建築家によって設計されました

オレンジ祭りの街並みは中世時代ですが
その街の南側に新たに都市が造られました

都市計画をしたのは
オリヴェッティ社という会社で
タイプライター、機械式計算機、オフィスコンピュータで
主な利益をあげました

もちろん会社なので経営が大事なんでしょうが
工場の他に住宅設備なども整えて
「コミュニティ運動」の精神がある
と言う事が登録の決め手になったみたいです

オレンジ祭りは毎年2月にしか見る事が出来ませんが
今回登録された工業都市はいつでも見る事が出来るので
ぜひ、イブレアを訪れてみてはいかがでしょうか?

イブレアの写真を探したんですが
歴史地区の写真と線路の写真しか見つかりませんでした

まぁ、世界遺産登録って事で
これから沢山写真が出て来ると思います(笑)





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