2016/08/04

イタリア偉人伝(コロンブス)

今日は、久しぶりにイタリア偉人伝を紹介します

今回のイタリア生まれの偉人は
教科書にも載っていて誰もが知っている人物
アメリカ大陸を発見した
「コロンブス」です

本名、クリストファー・コロンブスは
イタリアのジェノバ出身の商人です

1451年にイタリアはジェノバ近郊で生まれたとされていますが
実際には、裏付ける資料が無い為に
はっきりとした根拠は無いらしいです

ただ、ジェノバには
コロンブスの銅像もあって
ジェノバ市民から慕われているのは間違いないと思います

そんなコロンブスですが
船に乗ったのは10歳頃だそうで
父親の仕事を手伝う為に船に乗ったそうです

父親の仕事の他に
イギリスやフランス等に物資を運ぶ船に乗っていたそうですが
1477年には
ポルトガルに拠点を移して
リスボンで地図を売ったり
時には航海に出たりしていたそうです

その後、スペインやフランスなど
コロコロと拠点を変えて行きますが
これは、航海に出る為の資金を得る為に
援助を求めていろんな人に会っていたからみたいです

そして、いよいよ
1942年に
アメリカ大陸大陸を目指して出航します

まぁ、本来は
アメリカ大陸を目指すというよりは
アジア(黄金の国・ジパング)に行く為に
西回り航路を開拓しようとしていたそうです

出航して2ヶ月ほど経った頃
全然、大陸が見つからない為に
船員が暴動を起こしてしまい
コロンブスも
「あと、3日で大陸が見つからないと引き返す」
と言ったそうです

ただ、その2日後に
見張りの船員が大陸を発見して
コロンブスは歴史に名を残す事になりました

そして、
ヨーロッパにアメリカ大陸発見のニュースを届けに戻り
盛大な歓迎を受ける事になりました

ちなみに、この時に
コロンブスの成功を妬む人々が
「誰でも西に向かえば大陸を発見出来た」
という批判に
「卵を立てる事が出来ますか?」
と、言って
卵の先端を潰して立てた話が
コロンブスの卵ですね(笑)

でも、このコロンブスの卵ですが
この話より先に
イタリア人のブルネレスキって人が
自身の建築理論に批判を受けた時に
卵を立てたのを真似して言ったとも云われています

まぁ、ここまでは
コロンブスっていうと立派な人に見えますよね

しかし、コロンブスは
2度目の航路に出航して
再びアメリカ大陸に上陸すると
原住民のインディアン達を大量虐殺して財宝を奪い
さらには、奴隷として働かせる為に
船に乗せてスペインに無理やり送ったそうです

この大量虐殺に怒ったスペイン王室は
コロンブスに対する調査チームを派遣します
それに驚いたコロンブスは
すぐにスペインに戻り謝罪したそうです

罪に問われる事は無かったそうですが
全ての地位を剥奪されてしまいますが
それでも、コロンブスは
その後も航海に出航したそうです

そして、1506年5月20日に
病気でスペインのバリャドリッドという所で亡くなります

アメリカ大陸発見という偉業ですが
コロンブス本人は
亡くなるまで
自分はアジアに行ったと信じていたそうです

以上、
イタリア偉人伝「コロンブス」です


2 件のコメント:

小町 さんのコメント...

確かその昔、香辛料を求めてインドを目指していたんですよね。
だからアメリカ大陸を発見した時は
「インドに着いた」と思いこみ、
ヨーロッパとアジアの間にアメリカ大陸があるという認識がなく
だからネイティブアメリカンのことをインディアンと呼んだのですよね。

原住民を大量虐殺というのはヨーロッパ人の得意とするところ・・
汚名のひとつですね・・

黄金の国ジパングを目指して・・
日本が本当に黄金の国だったらカッコいいですね~(^^♪
でももしも本当に黄金の国だったら
ヨーロッパ人に略奪されていたでしょうね(@_@。
怖い怖い!!

Gabriel. さんのコメント...

小町さん
1回目の航海では、
原住民の人達に歓迎されたんですけどね
それを裏切るような行為をしてしまってます
金とか財宝が欲しい気持ちはわかりますが
人を殺してまで手に入れる物ではないですよね