2013/09/25

Tartufo(タルッツフォ)

今日紹介するのは、Tartufo(タルッツフォ)です
日本語に直すと、トリュフですね

昨日の小説でも書きましたが、
今のこの時期が旬になります

説明なんて要らないと思いますが、
フォワグラ、キャビアと一緒で
世界3大珍味の一つです



黒く丸い形をしていますが、
キノコの一種です

Il Tartufoの写真
Il Tartufo (トリップアドバイザー提供)

イタリアでは、北部のピエモンテ州や
中部のトスカーナやマルケ州などが産地になってます

探すのには、トリュフの匂いをかいで探すので、
豚を使って探していました
ただ、豚は見つけたトリュフを食べてしまうので
最近は、犬にトリュフの匂いを覚えさせて探させるそうです

取れる場所は、普通のキノコと同じように木に菌が付いて成長するので、
木の根元などで取れるみたいです

そのトリュフの取れる場所ですが、
トリュフを探して生計を立てている人は、
家族にもその場所は教えないそうです

一子相伝で、代々1人の子孫だけに場所を教えるそうですよ

トリュフには、黒以外に白トリュフがあります
黒より白の方が希少価値が高く
値段も高いです

これまでの世界一高い白トリュフは、
イタリアトスカーナ地方で取れた
1.5キロの大きさだったそうです

トリュフを掘り起こすのに、1時間以上かかったそうです
その気になるお値段ですが、
なんと!
3600万円だったそうですよ

誰が買ったんでしょうね?

という事で、
この時期は、イタリアではトリュフが取れます
なので、イタリア料理が目的でイタリアに行くならこの時期が最適ですね

料理としては、トリュフの香りが大事なので、
シンプルな料理の上に乗せる料理が多いです

オリーブオイルやバターで和えただけのパスタの上に乗せたり

Il Tartufoの写真
Il Tartufo (トリップアドバイザー提供)

写真が見つかりませんでしたが、
玉子との相性がバッチリなので、
茹で玉子の上にトリュフを乗せる料理もシンプルですが定番です

そんなトリュフ料理が手軽に食べられる、
ピエモンテ州のレストランなどは、
同じトリュフ目的の人が沢山集まるので、
必ず予約が必要です

丁度、ワイン用のぶどうもこの時期に収穫されるので、
ピエモンテ州のワインを作っている町や村は
ぶどうのにおいで溢れかえってますよ

トリュフにワイン
美食家には堪らない季節になりましたね(笑)

6 件のコメント:

しばいつん さんのコメント...

こんばんは。
小説の方にも書いたけど、日本で言う松茸ですよね。
場所だって、誰でも、取れるんだったら世界三大珍味って呼ばれませんし。
フォワグラがガチョウの肝臓だったけ・・・。でキャビアがサメの卵だっけ。
トリュフがキノコなら一番、自然のものだね。

匿名 さんのコメント...

今度は白いトリュフね笑

前の記事のデザートの方がいいな♪

りょうちゃん

ランスロット さんのコメント...

おはようございます。

家族にも教えないとは、それほどまでに重要なんですね。
前回の小説で、教えないと強くいっていた意味がわかりました。

値段もすごいことになっていますね。
美食家でもないので、一生食べる機会はないかもですね。

Gabriel. さんのコメント...

しばいつんさん
そうなんですよね、珍しいから価値もあって、値段も高いんですよね
でも、最近は、中国産の安いトリュフも増えているみたいですよ

Gabriel. さんのコメント...

りょうちゃんさん
もう、白いトリュフは探しに行かないですよ(笑)
普通のトリュフでも見つからないのに、白はもっと難しいそうですからね
でも、もしかすると気が向くと続きを書くかもしれませんけどね(笑)

Gabriel. さんのコメント...

ランスロットさん
最近は、中国産の安いトリュフも出回っているので、
もしかすると、どこかで食べるチャンスがあるかもしれませんよ
ただ、香りが良いだけで、味はそんなにしないですけどね(笑)