2016/05/10

逆転裁判

今日は、イタリア国内で起こった裁判の話です

それまで有罪だった事件が
最高裁で逆転無罪になったという裁判です

2011年の事なんですが
イタリアジェノバのスーパーで
万引き事件が発生しました

犯人は、ウクライナの男性で
ホームレスでお金が無い状態で
ついつい食べるために万引きしてしまったそうです

もちろん、その場で警察に捕まってしまい
裁判が始まりました

最初の裁判では
禁固6ヶ月
罰金100ユーロ(1万2000円)
の判決が言い渡されましたが
判決に納得がいかず
上訴して遂には最高裁まで行ってしまいました

そして、今回の裁判結果ですが
その最高裁で逆転無罪になったんですよね

最高裁の判決理由ですが
「犯人がホームレスの男性で
食べなければ死ぬ、必要に迫られての行為だ」
という事で無罪だという事らしくです

ちなみに、盗んだ商品ですが
チーズやソーセージ、約4ユーロ相当らしいです
4ユーロは約500円です

もちろん、犯罪なので
金額が高額、低額は関係無いんですが
イタリアの新聞が言っているのは
被害金額に対して
最高裁までの間に幾らの税金を使ったのか?
という事らしいです

日本でも、税金の無駄遣いがニュースになっていますが
必要な所にちゃんとした使い方をしてもらわないと
税金を支払った国民にはたまったものでは無いですよね

あと、イタリアでは難民の問題もあって
同じ様な事件が起きる可能性もあります

今回の事件が無罪で良かったのかどうなのか分かりませんが
もし、同じ事件が起きて裁判になった場合には
今度はどうなるんでしょうね?

以上、イタリアで起こった裁判のニュースでした


3 件のコメント:

  1. ホームレスで食べるものにも困っている人に、
    支払いが不可能だとわかりきっているような罰金刑は私はあんまりじゃないかと思いました。
    意見が分かれるでしょうが、金額の大小の問題ではないとはいえ、
    たかが500円程度の被害で裁判沙汰だなんて、心が狭いんじゃないかな~?
    こんなことを言えば、それをいいことに、似たような犯行がまかり通ってしまってもいけませんがね。

    難民の問題もあるということなので、無責任な発言かもしれませんが・・

    でも、難民をただのひとくくりの団体のように扱うのではなく
    個々のパーソナリティーが尊重されるような社会が実現して欲しいものですね。

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  2. 追伸です。
    その人はホームレスだったということは、当然弁護士を雇うお金もなかったわけで
    国選弁護士だったのでしょうね?
    国選弁護士が控訴するように勧めて逆転勝訴になったのなら、
    その弁護士は素晴らしいと思いました。
    お金にならない裁判のために、一人のひもじいホームレスを救ったわけだから。

    あるドラマで、善きサマリア人の例えを用いて敗訴が決定的だった裁判を覆したドラマを見て
    感動したのを思い出しました。

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    1. 小町さん
      ニュースでは弁護士まで書いて無かったので
      どんな方が弁護されたのかわかりません
      最初の裁判の結果では罰金が言い渡されましたが
      確かに、ホームレスの方が払えるのかどうなのか疑問ですね
      ただ、イタリアの新聞では
      その部分ではなくて、最高裁に行くまでに
      どれだけの税金を使ったのか?
      って所が注目を浴びていたみたいです
      イタリアも不景気で国の借金も多いのに
      もう少し有意義というか無駄のない税金の使い方をしてほしいって事らしいです

      この裁判に関しては、
      難民が押し寄せている背景もあるので
      結果が無罪で良かったのかどうなのか難しい所ですよね

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