2018/09/02

ぶどうの木、ワインと食用の違い

先日、上のヘッダーの画像を
イタリアのぶどう畑の写真にしたんですが
その時に
「なんで日本のぶどう畑と違うの?」
ってコメントを頂きました

確かに、イタリア(ヨーロッパ)だと
ぶどうの木を畝に沿って植えていますが
日本だと棚みたいな全体的に覆う様な植え方ですよね
自分も気になったので調べてみました

まず、ワインと生食用のぶどうの違いは
「品種」です

生食用は皆さん食べた事もあると思うので分かりやすいと思いますが
粒が大きくて(小さい物もありますが……)
皮が薄く、甘い物が多いです

それに比べてワイン用は
粒が小さい物が多く
皮が厚くて、酸味が強いです

ワイン用のぶどうもそのまま食べる事は出来ますが
正直言って美味しくないです(笑)

一度だけ、ワイン用のぶどうを食べた事がありますが
食べたって記憶だけで美味しかったって記憶は残ってないです(笑)

そして、栽培方法ですが
世界中でメジャーな植え方が
イタリアとかの垣根栽培と呼ばれる植え方らしいです

では、日本だけどうして栽培方法が違うのか?
それは、日本の気候に合わせて開発された方法だからみたいです
日本の栽培方法は棚栽培と呼ばれているみたいです

ヨーロッパなどに比べて
日本には梅雨があったり高温多湿な気候なので
ヨーロッパとは栽培方法が違うみたいですね

さらに、ヨーロッパのぶどうは
ほとんどをワイン用にするんですが
日本では生食用が多いですよね

ワイン用と生食用では
最初に書いた通り品種が違います
品種が違うと言う事は
そもそも栽培方法が違うという事です

生食用のぶどうはみずみずしさが大事ですが
ワイン用だとワインにした時に水っぽくなってしまいます
なので、ワイン用だと土壌が水はけの良い土地で栽培されていますが
食用になると土壌自体から変わってくるそうです

ちなみに、
それぞれの栽培方には利点があって
日本の棚栽培は
垣根栽培に比べると実を沢山つけるそうです

ヨーロッパの垣根栽培は
直接果実に日光が当たるので
実の糖分が増えるそうです

他にもいろいろと違いがあるみたいですが
あんまり詳しい事は調べていて良く分かりませんでした(笑)

最終的に、日本と海外では気候が違うって事で
栽培方法もその土地に合わせて変化したって事です



2 件のコメント:

心姫 さんのコメント...

イタリアの方々は、あまりぶどうをそのまま食べないのかな?
棚の栽培方法だと、ぶどう狩りの時、上ばっか見るんでしんどいんですよね~。
この畑だと収穫しやすそうですが、おいしくないならダメですね・・・。

Gabriel. さんのコメント...

心姫さん
食べない事はないですが
ワインとかにする方が多いみたいですね
あとは、パンに練りこんで菓子パンみたいにするとか
基本的にブドウは加工して味わう物みたいですね(笑)